20200704

この電車に乗ったのは、随分と久しぶりだ。

役者として監督に見初められて、
毎日必死で稽古に通った道。


努力することを、肯定してくれた道。


私は、笑わない。

それを、不幸と言う人も居るのかもしれない。


私にとって、これは大切にしたいこと。

その人の言葉。

その人の肌の色。

その人の思想。


生まれつきの病気たち。

それすらその人の個性だ。

否定されるものでも、
貶されるものでも、
笑われるものでもあってはならない。

かわいそう、と、
他人に言われるものであってはならない。


それでも、
そうやってしか生きていけない人も居る。

誰かを笑うことで、幸せを得る人がいる。


私は誰かを笑うと、
どうしようもなく苦しくなる。

自分が惨めになる。


私は私のために。

残り数年の限られた時間を、
後悔しないように。


笑う側と、笑われる側。

どうしてもそうなってしまうなら。


私は笑われる側を選ぼう。

noteに目を通していただき、ありがとうございます。皆さまからいただいたサポートは、私の心身の療養に充てさせていただきます。またnoteを通して日々還元していけるよう、生きます。