ガーデナー(庭師)養成講座 第2期 第10日~工程管理(ウバメガシ生垣刈込)編~
今回は、前回に引き続き、「工程管理」です。
前回、受講者の皆さんで工程を組んでいただき、その上で、その工程に沿ってウバメガシの生垣の刈込を進めていただきました。
非常に長い生垣ですので、3日での工程を組んでいて、今回は2日目。
1名の方がお休みでしたが、それも踏まえて工程を組んでいただいていましたので、早速、工程に沿って段取りの打ち合わせを行っていただき、お手入れに入る、という流れで進めていただきました(もう、ちょっと植木屋の仕事みたいになってきていますね笑)
狭いスペースに入り込んでの刈込も。
皆さんに工程管理を進めていただくといいながらも、そこは講座。
途中、講師の細川から、刈込の方法や仕上げ方について、チェックや指導が入ります。
「前回のラインで刈る」というのを目安にしながらも、そもそも「前回のライン」を「どこ」と定義するのか。というのは、前回のライン自体が樹木の成長とともに変わっているからです。
また、刈込の深さを変えることで、どれほど「見え方」が変わるのかを、実践しながら見ていただきました。
受講者の皆さんも、明らかに見え方が変わることを実感されていました。
それが理解できると、お客様のご要望と、仕上がりのレベル感を合わせることができるようになります。
あとは、やはり皆さんまだ不慣れということもあり、気がついたら「作業がやりづらい姿勢」になってしまっていることがあります。
そのあたりについても、細川がサッカーの経験者ということもあり、サッカーを例に出しながら、どのような姿勢だと作業がしやすいのかもご説明しました。
お手入れが終わった後は、掃除です。
ただ掃除をするだけでなく、風向きも考慮して掃除を進めるように指導。
最後はいつも通り、皆さんで使用した道具をメンテナンスして、終了です。
次回で皆さんで工程を組んでいただいたウバメガシの生垣の刈込が完了予定。工程通りに終わるのでしょうか?楽しみです(笑)
3回にわたり、同じ生垣をひたすら刈り込む、ということを反復しています。結果として、明らかに皆さんの刈込のスピードが向上していることがわかります。やはり、「方法を学ぶ」だけでなく、「実践すること」「繰り返すこと」で習熟度が高まっていきます。
皆さんのさらなるスキルアップに期待です。
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