ガーデナー(庭師)養成講座 第2期 第9日~工程管理(ウバメガシ生垣刈込)編~
雨天で延び延びになっていたガーデナー養成講座。寒空でしたが、なんとか久々に開催することができました。
これまでの8回で、剪定や刈込の基本を、座学⇒実技の順で、頭に入れたことを現場で実践していただきました。
剪定についても、刈込についても、まだまだこれから、より深いところまでスキルを修得していただけるよう、経験を積める場をご用意しており、それはそれで今後のお楽しみではあるのですが、
今回は、ちょっと趣向を変えて、「工程管理」に挑戦していただきました。
ガーデナーの仕事は、1本の樹木をきちんと仕上げることはもちろんですが、お客様のお庭で、限られた時間の中で仕事をする必要があり、その限られた時間の中でお客様のご要望に応えて仕上げることが求められます。
現場によっては、立木もあれば生垣も雑草も・・・といった複合的なお手入れをご依頼いただくケースもあります。
それを時間通りに完了させるために必要なのが「工程管理」です。
講師の細川から、工程管理についてレクチャーさせていただいた後、今回のお手入れの対象となるウバメガシの生垣が植栽されている箇所を受講者の皆さんで巡回しながら図面をとり、
ブロックごとにどの程度時間がかかるのか、誰が担当して、どういうタイムスケジュールで実施するのかを打合せします。
皆さんで工程が共有できたら、早速お手入れ開始。
工程管理をしながら皆さんに仕上げてもらう、というテーマではありますが、ポイントポイントで講師・細川からのワンポイント指導が入ります。
どうしても刃が内側に食い込みがちなので、逐一チェックしたり、
天端の刈り方についての指導が入ったり、
休憩中には、脚立や道具をどのようにまとめておくべきか、など、現場での実践を想定した指導も。
次回も引き続き、皆さん自身で組んだ工程をもとに、このウバメガシの生垣の刈込を実施していただきます。
予定通りにコンプリートできるのか、楽しみです。
■ガーデナー(庭師)養成講座 第3期の募集を開始しました。
https://28-school.com/
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