ガーデナー(庭師)養成講座 第2期 第7日~剪定(座学)後編~
ガーデナー養成講座 第2期 7日目。
今回は、剪定の座学、後編です。
概要は、
①剪定とは?
②剪定の目的
③残すべき枝・切り落とす枝
④剪定の種類と手順
の④からスタートし、その上で前々回に実施した剪定の座学、前編を振り返って、改めて剪定の基本をおさらい。
それから、いくつかの樹木の画像サンプルを見ながら、その樹種ごとの選定方法をご紹介。
座学で学んだ基本の考え方を、樹種ごとの樹形のパターンにどう適用していくかをレクチャーしました。
自然樹形のお手入れだけでなく、実際の現場でどのような剪定を行うのかにも話が及びました。
住環境における庭。そこにある樹木。
だからこそ気にかける必要があること。たとえば、交差した枝が増えると内部が密集して虫が発生しやすくなる・・・とか。
そういった現場のリアルを交えながら、剪定方法を解説させていただきました。
ひととおり座学の復習が終わったら、切り枝を1本の木に見立てて、剪定練習を実施。
まずは講師の細川からレクチャー。
その上で、皆さんにも挑戦していただきました。
こちらはアラカシ。
それから、サザンカや、
コニファー(ヨーロッパゴールド)など、複数の種類の切り枝をサンプルに、どのように剪定をしていくのかを講師の細川が解説し、皆さんにトライしていただきました。
ちょっとした切り枝をもとにした練習とはいえ、やはり実技が加わると皆さん目つきが変わりますし、何より楽しそうです(ちょっと寒かったですが)。
次回は早速、実際の立木、レッドロビンの剪定に挑戦していただきます。
レッドロビンは生垣として植えられるケースが多いのですが、今回の現場には、1本1本が独立して植えられているものです。
この養成講座は、とにかく現場で実際に経験をしながら学べることが良さだと自負しています。
皆さん、どんどん経験を積んで、スキルアップしていただけたらと思います。
■ガーデナー(庭師)養成講座
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