【自動化】お庭の水やり
今日は自動灌水のお話を。。。
自動灌水とはお庭の水やりを自動化してくれるとてもありがたい装置です。植物は生き物ですし、水を欲しますので夏場など乾きやすい環境の時などに自動化して散水することで手間が省けて大変便利です。
灌水のタイプは種類や形、用途がすごくたくさんあって、スプリンクラータイプやミストタイプ、ドリップチューブタイプなどケースバイケースで選びます。
自動と言うからにはもちろん機械式で、コンピューター制御ですので電気工事も必要になってくることもあります。設定次第で散水エリア分けや、散水時間など大変バリエーションがあります。
ここで1点注意点ですが、散水をすると言うことは蛇口(もしくはバルブ)を開けておくのですが、水道には水圧があり、水が出てきます。この水圧を調整しないと自動灌水の器具が圧に耐えきれなくなり破裂もしくはバーストしてしまいます。
それともう一点、広い敷地の散水で陥りがちなのが、散水器具が多すぎて、水圧が弱くなりすぎが原因で先端の器具から水が出ないと言う事。
もちろん配管の距離や高低差によっても水圧の変化はありますので、必要に応じて2分岐・3分岐などさせて、時間帯をズラし適度な散水をできるように調整します。この場合自動灌水コンピューターはシステムチャンネルが複数ある物にする必要がありますね。
ざっと紹介しましたが、いろいろ制約があり、日本ではあまり普及している印象がありませんが、自分がアメリカで造園の会社で働いていた時はどの家庭もまず家のプランニング段階にはインフラの確立、つまり配管埋設や電気供給が行われていました。これは日本と欧米のお庭に対する価値があるのではないでしょうか。
もちろん日本には梅雨があり、雨も多いので欧米ほど乾燥してませんが、最近は日本庭園より欧風のガーデニングが多い印象ですので、植物もオリーブを始め乾燥に強い植物に変わっていってるからでしょうか。
とは言っても、最近の夏場の暑さときたら人間だけが辛いわけもなく、植物も影響が出ていますので、ジリジリと焼き付ける日差しの中、散水作業を少しでも和らげてくれる自動灌水を導入して見てはいかがでしょうか。。。
それでは今日はこの辺で。最後まで読んでくださりありがとうございました。
今日はこれから目隠しフェンスを取り付けにいきます。
それではまた明日。
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