【掘る】土間下地
日本のような敷地が狭い場合、庭•外構のデザインプランは車を止める場所が優先度高く、ほとんどの場合最初に決定されます。
今回は駐車場の整備工事に行きました。
土間コンクリートを打設する前の路盤調整(下地作り)で、地ならし〜排土です。
駐車場とはその名の通り車を止める場所ですが、導線をの確保や勾配などの幾つもの気を使う部分です。
一般的に車1台あたりの駐車場の広さは普通乗用車の場合3m*5.5mです。
乗用車の大きさが約W1.8m*L4.8m程と考えると幅で左右60㎝ 奥行前後35㎝くらいスペースが生まれてきます。
このスペースが広い方が乗り降り時や荷物の出し入れ等生活をしていく上でかなりの影響が出てきますね。
広いに越した事はないですが、前記の通り日本のような狭い敷地の場合、駐車場の確保が最優先というわけです。
一般的に駐車場の土間コンクリートは厚み100㎜、その下に砕石を敷き固めます。
土間コンクリートの仕上がり予定の高さを考えて準備したらその厚み分まで排土をするのが路盤調整です。
よくクライアントから見積り提出後の金額の打ち合わせの時、
「そんなに広くないのになんでこんなに排土の量があるの?」と聞かれます。
確かに排土する予定の体積は広さ*厚みで求められますが、この場合残土は閉め固まっており、掘削して解されると約1.3倍になるんですね。
掘削後の路盤がデコボコでは安定したコンクリートの品質は生まれてきませんし、作業効率の面においても悪くなってしまいます。
掘りすぎず、かつ浅すぎず… 丁寧に下地を均していきます。
…丁寧にやっていてもよく水道管など引っ掛けてしまうんですけどね…汗
…今回の現場は大丈夫でした。よかった。。。
今回の現場はこのへんで。
今日はこれから古木のオリーブの商談です。
また記事で紹介をしますね。
気になればまた読んでみてください。
最後までありがとうございました。
では行ってきます。