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【セパレート】空間を分割して価値を生む

こんにちは。今日はフェンスのお話をしたいと思います。
フェンスとはその空間を横断して設置されてこそ効果を発揮します。

表側と外側の空間の意味が違うんですね。

パブリックとプライベート その両方を健全に保つことが重要なので外構では特に重要視されます。

種 類

○メッシュタイプ ・・・ 価格が最も安価なタイプで軽量。よく公園や外構の裏の方に配置される傾向があります。スチールのメッシュに樹脂ゴムで保護塗装されているので、もちろん樹脂ゴムが傷つき剥がれたら錆びてきて折れてしまいます。海が近い場所にはあまりお勧めしませんね。

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○アルミタイプ ・・・ 価格はピンキリですが、意匠性が高いデザインが豊富で玄関周りなどに多いです。ここ10年くらいからアルミ素地のみのデザインではなく、木彫ラミネートで本物の木製フェンかのようなデザインも豊富です。もちろんそうなると価格も跳ね上がります。。イメージとしてはスタイリッシュなものが多い印象ですね。

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○アルミ鋳物タイプ ・・・ アルミを溶かして型枠に流し込み固めたもので、曲線や凹凸などの細かいニュアンスを主とする。イングリッシュガーデンなどのアクセントによく用います。こちらもデザインが豊富で、先が尖っていて防犯効果も期待できるものもあります。

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◯樹脂タイプ ・・・ 最近バリエーションが多くなってきており、本物の木ような見た目からナチュラルに違和感なくコーディネートされる樹脂タイプ。木製製品だと防腐メンテナンスを施さないといけないが、全く必要としない上に樹脂なので錆もない。欠点もなさそうだが実は夏場など暑いと熱で膨張して、変形する。よほどのことがない限り問題ないが、たまに取り付けネジが飛ぶことも(汗

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注 意 点

ざっとこのようにタイプを上げてきましたが、他にも数種類バリエーションはあります。やはり外で考えておきたいのは雨風さらされることによる経年変化・劣化ですね。耐久性に影響を与えてくるので大きなポイントかと思います。

隙間を無くして目隠しに使う場合も注意が必要。風の影響が大きいので柱基礎が不十分だと基礎から根こそぎ折れてしまうこともあります。背が高い目隠しフェンスの価格が高くなるのは主に柱の強度と基礎の大きさなどですね。


日本のように狭い土地の中で敷地を活用するために、フェンスを設置することでエリアが分かれ両方の空間の健全さは保たれます。ただ狭い敷地が故に両方の健全を考えると人と人が絡んでくるので、こちらの敷地内だからと言って一方的に背が高い目隠しフェンスなど設置して、隣の日当たりが悪くなったりすると相手は不満を募らせていってしまうので、そのようなケースの場合一旦考えてみることをオススメします。。。

今日はこの辺で、最後まで読んでくださりありがとうございました。

明日は私の仕事で使ういろんな道具について記事にしていきますので、もし気になっらたまた来て読んでみてくださいね。それでは次の記事で。。。


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