「行きたい旅」を創ってみた。
夏の自由研究:「ツアープラン作り」
いい加減にしてほしい。
何のことかというと、コロナである。
7月末に京都へ絶対に行きたかったのに… 感染拡大、ふたたび。
高齢者と同居のため、泣く泣くあきらめた。
7月31日、ライター講座オンラインサロンのオフ会で、江角悠子先生に会いたかった。
直接、お礼が言いたかったのに。
この講座のおかげで、私はとても良い方向に変われた。「書くことで、幸せになる」ことを教わったのだ。
京都旅行は断念したけれど、少しでも楽しい夏にするために、この夏は、「コロナ落ち着いたら行きたい旅」を考えてみよう。
アフターコロナのトレンドとされる、外国人富裕層向けのツアーとか?
が、どうしても“富裕層”のイメージがわかない。
“成金”とは何かが違う気がする。“王族レベルのお金持ち”かなあ。
そういう人たちが何をしたいのか、まったく見当がつかない。仕方ないよね、そういう人に会ったこともないし。
お客様が求めるものを探ることは、ひとまず保留。
自分がお客様に紹介したいものは何か。どんな人に来日してほしいか、を考えてみた。
日本の何を、どんな人に紹介するか
日本の美味しいものを楽しんでほしいし、四季を一緒に感じてほしい。
地元の野菜や果物、お酒やお茶を楽しんでもらえるツアー、いいかも。
アグリツーリズムとか、ローカルフードツアーとか、呼び方はいろいろあるようだ。
土地の特性や地理、歴史とからめて、なぜ、その土地でその作物や料理が作られているのか話せたらいいなあ。海も山もあるエリア、食材の旅にしたら楽しそうだなあ。
また、そこに住んでいる人の暮らしを壊さない観光にしたい。
地場野菜とか、地域の開発における持続可能性とか、そういうものと一緒にゆっくり旅を楽しんでくれる人に、来日してほしい。
「行きたい旅」を発表してみた
ローカルツーリズムについて、いろいろ楽しく想像をめぐらせていたら、SNSでツアー作りの講座を見つけた。
「かながわ認定観光案内人養成講座」。
神奈川県内の自然や歴史、文化等の観光コンテンツを活用して、自身がガイドを行うツアーを造成し、オンライントラベルエージェントを利用して販売することができるようになる講座… わー、面白そう!鎌倉の研修と、酒蔵見学もある~!!
ふーん、神奈川県民じゃなくても応募できるのか…って、締め切り、今日?!
“間に合わないよ、ムリムリ。定員も少ないし。神奈川県民じゃないし。”
“やりたいことが、できるようになるチャンスだよ。ダメ元で応募してみたら?”
私の中で、やるかやらないかの葛藤があった。
でも、応募したって何も問題はない。誰かに迷惑かけるわけでもない。
何かしなくちゃ前には進めない。
とにかく、大好きな鎌倉と箱根をめぐるツアープランを作ることにした。
初夏に行った箱根の新緑を思い出しながらの、5日間の旅プラン。
「歴史と食、初夏の新緑を体感!グリーンツアーin 神奈川」と題して、応募ボタンをクリック!
さてさて、その結果は…
やっぱりすごい!江角悠子さんのライター講座
応募から2週間後。書類審査結果が届いた。
なんと、書類審査に通り、受講できることに。半日で書いたプランが通るなんて、奇跡としか思えない…
いや、そうじゃない。準備は、きっと、気づかないうちに、少しずつしていたのだ。
私は2020年から江角悠子さんに、ライティングを習ってきた。
“大切なのは成功することではなく、幸せになること”
“自分らしい人生を生きること”
江角さんの言葉を、涙をぽろぽろ流しながら、心にとりこんだ。
2年の間、書いて、自分と向き合って、どんな生き方をしたいか、考えた。
書けなくて、ブログの更新が滞ったときも、江角さんのメルマガにずっと励まされながら過ごしてきた。講座を通して、書く仲間に出会うこともできた。
考え続けた2年間があったから、短い時間でツアープランを書くことができた。誰に、どんなことを伝えたいか、短い時間で、見つけられたのだ。
伝えることで、自分の夢をかなえて、幸せになる。
自分らしい人生を生きて、幸せになる。
これを大切に、また前に進んでいこう。