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「モヤモヤ」の言語化(コーチング体験記)

初めてのコーチング

「コーチングを体験してみませんか?」
ライテイング講座を通してご縁をいただいた、中原絵里子さんから大変魅力的なお話があった。
中原さんはコーチとライターをされている、とても素敵な方だ。
コーチングを受けるのは初めて。どんなものなんだろう、カウンセリングとは、どう違うのだろうか?

「コーチはアドバイスではなく、本人が決められるような質問をします」というお話から、セッションが始まった。

「モヤモヤ」の正体は

「あなたが感じている「モヤモヤ」は何ですか?」
中原さんの質問に答えるつもりが、過去の体験を話し続けた。
主に仕事での体験がほとんどだったけれど、聞いていただくのが申し訳ないような話を長々と。
‘’経験を同じ業界で活かすか、まったく別のことにチャレンジするか” でモヤモヤしているつもりだった。中原さんに質問されるまでは。

「過去のことは、置いておきましょう。
なぜ今、モヤモヤするのでしょうか
うう。今、そこにあるモヤモヤ。直視したくないから、過去の話をしちゃうのだろうか。
いや、過去の決断が、ベストと思えてないからモヤモヤするのかも。
他人の意見や環境の変化でパニックになり、後先を考えずにパッと決断。
違うやり方もあったんじゃない?と今になってモヤモヤする。
つまり、モヤモヤの正体は「逃げたことへの後悔」?

それは「逃げ」ではない

「自分が大事にしている倫理観を保てて、自分も含めて一人一人が自分らしくいられる場を家庭以外に持ちたい、という願いがありますね」
えっ、仕事にそれを求めるのが “ 働く ”ってことだと思ってた。

「仕事に何を求めるかは、人によって違いますよね」
…そうか、そうだよね。家から近い職場がいいとか、お給料が高いところがいいとか、そういうことだ。
フラットに考えて、何が一番大事かは人それぞれでOKなんだよね。

「自分にとって一番大切なことが侵害されるかも!と感じて去るのは“脱出”です。 ”逃げ”ではありません」
「あなたは、ちゃんと自分で感じて判断して決断していたんですよ」
中原さんの、あたたかく公正で優しい分析に、泣きそうになった。

願いを叶える場所は?

私が本心で願っていたことが1つ、言語化されて浮かび上がってきた。
自分の心に嘘をつく必要がない場所で、のびのびと自分らしくいたい。
「それって、べつに職場じゃなくても可能ですよね」
えええええ~!そうですそうです、その通り!!
自分らしくいられる場所は、職場でもいいし、趣味の世界でもいいわけだ。

コーチング体験での気づき

初めてのコーチングだったが、受けてみて本当によかった。
モヤモヤをしっかり見つめなおして言語化すると、ストンと腑に落ちる。
私は、自分の感覚を信じてちゃんと選べていたんだ。もっと自分を信じていいんだ。

「“誠実にありたい”という譲れない核があれば、何かに挑戦できます。
やってみて、何か違う!と感じたら軌道修正すればいい」

中原コーチの言葉に、すごく勇気をもらった。
何もしないで生きていくわけにはいかないし、そんな人生つまらない。
自分の譲れない核が見つかったから、安心していろいろやってみよう!



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