共依存症はみんなが持っている。自信をつけるには段階が
共依存症と聞くと特別な人のように聞こえるかもしれませんが、ほとんどの人が持っています。
恋愛依存症だけでなく、回避依存症も共依存症ベースです。
共依存症の人がみんな恋愛依存症になる訳でなく、寂しい思いをした共依存症の人が恋愛を自分の心を埋める「薬」にして、自分で自分を愛せないから、他人に愛してもらう事をしてしまいます。
でも、自分の事を本当に愛してあげられるのは自分しかいないんです。
では、共依存症とは何?という事でが、共依存症は一言で言って、
「自分らしく生きて来られなかった人です。」
勉強が出来ないと認められない条件付きの愛情しか受けられなかったり、いい子で素直でないといけない、両親が仲悪くて仲裁の役目をしていた、母親が体が悪くて兄弟の面倒を見ていたダメな子とかやってもやっても褒められないとか傷ついてきて、自己承認が出来なくなってしまってるんです。そうすると
・自己愛の欠如
・対等に人と付き合えない(上か下か)自分を認められると人も認められる)
・他者過大評価し自分を過小評価
・人との適切な境界線が出来ない
・その場人によって自分を変えて振る舞う
・真の現実を把握することが出来ない
という事が起こります。
自分というものが無くなってしまって、辛いか疲れてるのか、中には季節が変わった事さえ分からない人も。
話し方にも特徴があって、クライアントさんで共依存症傾向が強い方は、〜がとかの
主語が無くて本人の話かな?と思って聞いてると、全く違う第3者の話だったりします。
そして、成長と共に自己承認を他人からもらうようになり(思春期で、まずやるのが異性との交際です。)人の世話をして、いい人ね!と言われてみたり、自分の予定より他人の予定を優先にしたり大変でも仕事をどんどん引き受けたり、自分より他人を優先にします。
他人を優先にして自己承認をもらっても、自分の気持ちを無視してたら(自分との約束は破っていたら)自分への信頼がなくなり自信が無くなるだけです。
自分で認める事を学んで来なかった為、自分ではなく、他人にその役目をしてもらおうとしてしてしまうんです。
じゃあ、自分を認められて、自信つけて、自分を好きになればOK!
と、そんな簡単には出来ないです。自分を好きになろうと無理に自分の気持ちを変えようとしたら逆にストレスになります。
なので、少しずつ段階をおってまず最初に
①自分の事を大切にする。
・疲れたら無理しないで、仕事だったら少し休憩するとか、早く寝るとか、マッサージ行くとか、ちょっとした事でいいので自分の事を雑にに扱ってないか見て、癒してあげて下さい。
②自分がやりたいと思う事をやる。
・これもちょっとした事でいいので、女子だったら、今までやってみようと思ってた髪型メークをやってみるとか、おしゃれなカフェに行って本読むとか、ネイルやってみるとか
要するに自分が自分にやってみて嬉しいと思う事や楽しいと思う事をやってあげてみて下さい。
自分に対して「今、どうしたい?」と問いかけるといいと思います。
そして、まず楽しいという感覚を味わって土台作りからです。
自分を大切にすると周りからも大切にされます。
自分と自分との関わりは、自分と人の関わりです。
自分をいっぱい喜ばしてあげて下さいね!
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