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2023年『第12回 クリエイターEXPO』で成功する方法

NO.1 webライターにこそ、クリエイターEXPOはおススメ。

『第12回 クリエイターEXPO』が、2023年6月28日(水)~30日(金)の日程で、東京ビッグサイト(東展示棟)にて開催されます。
このクリエイターEXPOに出展して、成功に導く方法をお伝えしたいと思います。
 
よく、「クリエイターEXPOに出展してメリットはあるのか?」という声を聞きます。
2023年『第12回 クリエイターEXPO』の出展料は、通常1小間 ¥160,000(税別)とかなりの高額。出展を躊躇するのも理解できます。
僕がクリエイターEXPOにはじめて出展したのは2016年。その後、連続して7回、出展しています。出展している理由はひと言。「メリットがあるから」です。
2022年のクリエイターEXPOが終わって、記憶が鮮明の間に、2023年のクリエイターEXPOで成功する方法を書いておきたいと思います。
※なお、僕はライターとしての出展のため、作家・ライターゾーンでの体験を許にしています。

●クリエイターEXPOとは?

クリエイターEXPOとは、クリエイター本人が出展する、商談のための展示会です。
「作家・ライター」「映像・アニメーション」「写真」「ゲーム・CG」「音楽・サウンド」「イラスト」「漫画」「デザイン」「アート・書道」「絵本・児童書」の10個のゾーンに分かれており、「クリエイターに頼みたいと思っている企業」と「自分自身を売り込みたいと思っているクリエイター」が直接会って、相談から依頼、提案から受注ができるというものです。
このような、個人が出展できる商談会は皆無のため、貴重な機会だと言えます。
ただし、クリエイターEXPOに出展するライターは年々、減っており、作家・ライターに割り振られている小間数も減少しています。
このまま出展するライターが減り続けると作家・ライターゾーンがなくなってしまうかもしれません。それでなくとも作家・ライターが少人数しか出展しないのであれば、作家・ライターを求めるクライアントもわざわざクリエイターEXPOに足を運ぶこともなくなってしまいます。それでは僕が困るのでライターにはぜひ、クリエイターEXPOに出展して欲しいと思います。

●クリエイターEXPOに起こっているミスマッチ

クリエイターEXPO は2012年からスタートしました。その頃のクリエイターEXPOは、東京国際ブックフェアと同時開催でした。
東京国際ブックフェアは、多数の出版社が出展する国内最大の本の展示会で、作品の発掘のためにメディア企業関係者や編集者らも来場していました。そのことから、クリエイターが出版の編集者などに自身の作品を売り込む絶好のチャンスだったのです。
ところが、東京国際ブックフェアとクリエイターEXPOが別々に開催されるようなり、クリエイターEXPOを訪れる出版・メディア企業関係者や編集者などは減少してしまいます(その後、東京国際ブックフェアは開催されなくなります)。
結果、編集者が目当てだったクリエイター、特に作家は出展を見送るようになりました。
僕がなぜ、2016年からクリエイターEXPOに出展するようになったのかというと、コンテンツマーケティングEXPOが2015年から同時開催されるようになったからです。コンテンツマーケティングEXPOが目当ての来場者はクリエイターEXPOに立ち寄ってくれると考えました。これが大正解でした。
コンテンツマーケティングEXPOは残念ながら2021年で終了してしまいましたが、その役目は広告クリエイティブ・マーケティングEXPOに引き継がれています。
つまり、当初、作家・ライターが目当てだった編集者はあまり訪れなくなったものの、企業の宣伝、広報、web担当、メディア、広告代理店が来場するようになり、その人たちがビジネスユースのライターを求めている、というのが今のクリエイターEXPOの現状です。
ミスマッチが起きているというのは、その変化を知らないライターが多いことです。クリエイターEXPOはwebを主戦場としているライターにとって、とても魅力的な展示会になっています

●クリエイターEXPOにかかる費用をどう回収するか?

2023年『第12回 クリエイターEXPO』の出展料は、通常1小間 ¥160,000(税別)です。
この費用には、机と椅子の備品が含まれています。しかし、ただ座っていてもアピールにはならないので、最低限、「ポスター」「名刺」「自分を売り込むためのパンフレット」が必要になります(これらについては後で書いていきます)、仮にポスター、名刺、パンフレットの費用を¥80,000(税別)とするなら、合計で¥240,000(税別)となります。
この¥240,000(税別)を1年で割ると1か月¥20,000(税別)です。1か月¥20,000(税別)の受注があれば、最低限、もとは取れることになります。
何がいいたいのかというと、営業費・マーケティング費として1か月¥20,000(税別)の投資をしても良いのではないですか?ということです。
ライターの多くはクラウドソーシングを利用しているでしょう。クラウドソーシングで仕事を受注すると手数料がかかります。
例えば、ランサーズでは、「契約金額からシステム手数料(5‐20%)を計算し、頂戴しております。(※手数料はランサーから頂戴しております)」と定められています。
僕がある、契約金額¥180,000 円(税別)の案件を受注したところ、システム手数料として¥27,091円(税別)が引かれました。システムを利用するのですから、システム料がかかるのは当然のことです。
「仕事はいつも知り合いから来て、途切れたことがない。営業なんかしたことはない」という人もいますが、やはり営業は重要です。営業費・マーケティング費として1か月¥20,000(税別)は決して高くはないと思います。
問題は、「毎月、コンスタントに毎月、¥20,000(税別)が受注できるか?」だと思います。

※この続きはまた来週。

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