【タス…ケテ】メイドカフェ・チャレンジ
人生で初めて、メイドカフェへ行った。留学生の友達から誘われて、軽い気持ちで秋葉原へ向かった。
トルコ料理屋で謎の「ケバブの中身だけ」を食べ、いざメイドカフェへ。
何の知識もなく、特に調べもせず、トルコ料理屋の付近にあった「CURE MAID CAFE」に入店した。
店内は想定していたものと全く異なっていた。入店してまず驚いたのは、シックな色合いを基調としたデザインの内装に、黒ベースのメイド服を着たお姉さん、そして、落ち着いた雰囲気。ケチャップで絵が描かれたオムライス、パステルカラーの壁にピンクの照明やアニソンBGMをイメージしていた私にとっては、なんなら混雑時のドトールやスタバよりも静かなのでは?とすら思える空気感に衝撃を受けた。
私はモカ、友達はクレマカタラーナとジンジャーティーを注文。
え?おいしすぎない?
こういうお店はサービス重視で、味にはそれほど期待しないのが暗黙の了解であると思っていたのに。メニューをよく見ると、かの有名な(?)日本紅茶協会に認定されたらしい。メイドさんもホスピタリティ溢れる感じだし、メイド服で動き回ってるのがめちゃかわいい。
なにより私が推したいポイントが、メイドさんたちの接客。やりすぎず遠すぎずで最高だった。私が顔を向けると、毎回気づいてちゃんと用件を聞きに来てくれる。眺めているだけでも楽しかった。私は個人的に「萌え萌えキュン」に抵抗があり、それをやらない方向だったのもよかった。
メイドさんや他のお客さんの写真のSNSアップ禁止とあったが、
「キャストの撮影自体が出来ないんです…」
ということだった。
残念!一緒に写真撮ってほしかった!そしてそこは「メイド」じゃなくて「キャスト」って言うのか。コンセプトは緩めに設定されてるのかも。価格もそんなに高くないし、厨房の入り口からメイドさんたちが料理している姿が垣間見えるのも良き。つい、ポイントカードまで作ってしまった。次に来たときはご飯系と紅茶を試してみたい。
実はこのCURE MAID CAFEは日本で初めて創られた、いわばメイドカフェの始祖なのだとか。偶然入った場所がそんなすごいところだったなんて。
しかしこれがメイドカフェの興りなら、萌え萌えキュンはどこで誕生したのか…?私が見ていないだけで、CURE MAID CAFEでも実は言ってたりする?こんなにシックなメイドカフェから始まって、日本のメイド文化はどこから暴走方向性を転換したのだろう。
また行きたいな。