帯電防止剤って何?
今回は、画材の1つである「帯電防止剤」について紹介します。
1.帯電防止剤とは
帯電防止剤(たいでんぼうしざい)とは、物品が静電気を帯びるのを防ぐために使われる薬品です。帯電防止剤は導電性を高める性質を持っており、物品に添加するか表面に処理することで静電気を防止します。
2.帯電防止剤が必要な理由
帯電防止剤は、塗布した物体が静電気を帯びないようにするための薬剤です。静電気を帯びると不都合が起こることが多いため、帯電防止剤が必要です。例えば、帯電した物体同士がくっついてしまうと、絵画にダメージを与えたりすることがあります。
帯電防止剤は、物体同士が接触することで電荷が移動し帯電が発生します。帯電防止剤を使うことで静電気を帯びずに電気を逃がします。
3.最後に
「大切な絵画を保管していたのに、久しぶりに額縁を交換しようと思ったら静電気によりダメージを与えてしまった…」なんてことになってしまうと大変ですよね。
ガクソウヤでは、額装・額縁・画材などの専門知識を活用し、長く絵画などをお楽しみできる方法をご提案させていただきます。
画材にご興味のある方は、画材を得意とするガクソウヤにお問い合わせいただければ幸いです。
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