ハイブリッドオフィスはコミュニケーションベースで。
フリーアドレスの企業は部署のバーチャルオフィスをZoomやoVice、hereなどを活用して持つのはありだと思っていて、部署ごとに島を作っている企業でも業務外プロジェクトとか、兼務でのタスクフォースも同じくバーチャルオフィスを持つといいと思うのです。後は社長やCTOなども。
作る単位というか、まとまりは、きっとSlackやチャットの部屋をイメージすると掴みやすいかと思いますが、移動して会いにいくというのより、ぱっと会いにいく。この話は、自分ホストで場を持っている状態に対して、会いに来てくれる相手が会いにきやすいかどうかがポイントだと思っています。そもそもそのバーチャルオフィスに私がログインしているのかがわかるとか、話しかけても大丈夫な状態なのかどうかとか…。なぜチャットツールでなくオンラインのコミュニケーションツールを活用するかと言うと、個々間で画面共有して声で話せた方が伝達力と早さが違うからです。
この観点で考え付くツールは
oViceであれば、パッと会いにログインしても話しかけられるかどうかを相手の状況(個室に入っているとか、会議室に入っているとか、そもそもoViceにいないなら話しかけられない)を確認するという一手間、一呼吸があるので、ちょうどよいかと。
同じくノックしてからの入室感があるのはwherebyがいい感じです。いきなり画面に入ってくるのではなくて、来客があると訪問のウインドが開いて、入るかどうかを選択できます。(画面下画像)
都度設定・登録型・イベント型のツール、つまり毎回URLが変わるツールはこれには向いていないのですが、Zoomの定例開催を利用するとURLは変わらないので、できますね。オプション設定で「待機室」を作ればいきなりは入ってこないので、良いですし。そもそも私がZoomを立ち上げていなければ、相手は入ってこれないので。
oViceが出たことで勢力図が変わってきそうとも思いながら、実際にこういうちょっと話しかけに行くはRemottyが飛び抜けているかなぁ。社員が全員ログインしているというのが前提になりますが、社員であれば誰とでもコミュニケーションが取れる…。と、逆に言えば、oViceなどの方は社員での常時ログインではないから、もっと外部の人が入ってきやすいとも言えますね。フリーランスの人はバーチャルオフィスを持つ時代になりそうですが、どういう目的で何のツールを使うかはこれからいろいろ議論が起こりそうですね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?