ファシリテーションの羅針盤
ファシリテーションを説明したりする時に「ゴールに向かって促進させる」とは絶対言ってなくて、最初に目指すゴールはあっても、途中で変わることもあるし、明確で具体的な決まったゴールに持っていくのは、私にとってのファシリテーションではなくて、説得とか、落とし所を探すというイメージになります。(もちろん、それ自体がプロセスの中で出たものなら扱いますが…。)
あー、話したい話からそれてしまいましたが、走り書きたいと思ったのは決まったゴールではなく、「良い方向」にという感じの「良い」が実は私の中ではうまく表現できてなくて、場にとっての「良い」というのはどうやって考えていくのかが、曖昧で直感的だったという気がします。
それがManagement 3.0とネイチャーオブオーダーの15の特性(変容)で「場にとっての良い方向」を少しだけ伝えられるような気がしています。
ファシリテーターは「空気感」を読むのであって「空気を読んだ行動」をするわけではないので、では一体自分が場の何をみて、考えて、「場への作用」をしているのだろうと言い方が見つかっていませんでした。「直感」と伝えることが多いのですが、その私自身の「直感」がどういうプロセスで醸成されているのかが、感覚的で意識できていませんでした。
まだまだ、場に向き合った時に明確に意識できているかというとまだまだなのですが、変化するモノことへの、対応、適応としての機微の動きは後でふりかえれば、自分の納得するものになっていることが多くなってきました。
またこのあたりは伝えていきたいなぁと思いながら…。
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