ファシリテーターとして大事にしている事

ある方から「ファシリテーターをしていて大事にしていることは?」…というお題をもらったので、まとめてみました。


ファシリテーターを始めた頃に大事にしていたことは、「話している内容自体への非介入」と「対話の見える化」と「知らない人同士の最初の出会い方」。後は笑い…ですかね。


ファシリテーターの学習を始めた頃からは、「参加してもらっている時間内の参加者の気持ちや思考のつながり」と「傾聴につながるように対話への導入部分を丁寧にやること」。後は滑り笑い…ですかね。(笑)


ファシリテーターの学習を止めてオレオレファシリテーターな頃は、ファシリテーターの存在と場の作りとかを場の始めに語ったりしちゃって特別な場なんだって意識してもらおうとしてました。(^-^;

それでも「場を雰囲気として観ること」と、「場が変化することには丁寧に接した」気はします。


ファシリテーターは関わる場の全てから学ばせてもらっていることに気づいた頃からは、「ファシリテーターも参加者の一部であることを意識する(対話の内容にも自分として入るようにもなりました)」と「丁寧に場を観ることで参加者の期待や感情を受けとること」。そしてその「受け取った事に対してに呼応することに手を抜かないこと」。後は場のスケジュールに余白を持たせることは流れを考える時に気をつけるようになりました。これは時間調整用のバッファではなくて、参加者が自由に動き出せる時間を意識するという意味です。


もちろん終わった後にファシリテーター視点でのふりかえり。それから場を作ると決まった時に場が起こるきっかけになった想い(主催者やコミュニティのなぜを引き出す)を大切に扱うことも時間をとって場作りするようにしています。

後は…。

対話は人生背景や話している人との関係性に影響を受ける気がしているので、語る言葉のズレなんかもフォローするようになりました。このフォローを「翻訳」とか呼んでます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?