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リモートになったら会議がいい感じかも…と思った話

またまた走り書きで思いつくままに推敲せずに書きますw。

顧問ファシリテーターとして企業の支援をする中で、会議のファシリテートももちろんするわけですが、リモートワークを始めはじめた企業でのオンライン会議の方がファシリテーターという存在が活きてきているお客さんが多い感じがします。

理由は企業によるというか、参加者によるとも言えるのでさまざまですが、まずは「オンライン会議に慣れていない」というところにポイントがあります。リアルの場の会議と勝手が違うので「いつもどおり」ができない気がするので、進行がいることでやりやすい。そこに「ファシリテーションの意識」をもって進行するとより安心して進められる感じがあるのではないかと思いました。

また、参加する側も「画面がうまく映りません」とか、「声がちょっと切れますね」とか、パソコンという人の問題ではない部分での問題があるので、「しょうがないなぁ」という感じになって、聞こえづらいかもしれないから「ちゃんと聞こうとする」「ちゃんと聞こえるように話そうとする」というような意識がでます。つまり「集中」せざる得ないわけです。このような状態だからこそ、いつもは暗黙知で進められていた会議を「オンラインの会議の我々のいいやり方」を一緒に模索するということが起きて、会議における「再構成」が可能になります。私も「オンラインなので…」と言葉をつけることが少し増えた気がします。ちょっとこの感覚はわからんという人に説明する時につかっている例は「まだ日本語を覚えたての海外の人が会議に参加して日本語で話してくれる場ではみなさんもわかりやすいように伝えようとしたり、相手の日本語を理解しようと向き合ってあげたりしませんか?」というところ。

そして、関係性も「見えている」または「目の前に存在している」というところから「画面の先にいる」もしくは「見えない」というのがあるので、目からくる情報、肌感覚で得ていたものがなくて、その分、フラットに…というか意識しないで発言することができます。いつも腕を組んでお話を聞く方にはなかなか発言できていなかった人が「今日は腕を組んでらっしゃなかなったからかもしれませんが、話せました」と言ったら、「いや、組んでたけど…」となって単にカメラの中では腕組みが映ってなかったというオチがあったこともあるほどにw

さて、この先は文頭の方で話した「ファシリテーションの意識」は何か?となりますが、これもファシリテーターのスタイルによって違うので、私のスタイルの場合ですが「xxしやすくする」というところに観点をおいているので、「内容(コンテンツ)」よりも「今の状態や進め方(プロセス)」に重点を置くのと、「参加者が選択する」のを進め方の基本に置いているというところかなと思います。そして「違和感」は大事にする。(ものごとはそんなにシンプルにはならないので、こんな感じかなとw)

その意識があると、オンラインでもオフラインでも自分の判断基準や注目する点は変わらないので、進めることができます。もちろん、オンラインとオフラインではその注目する方法は違うので、そのあたりはファシリテーター側のオンラインでのフィードバックの受け取り方の感覚は慣れておくというか鍛えておくというかという面はありそうです。

現時点での自分のわかってきた違いは、身体的な感覚を分散して受け取らなければならないこと。リアルな場で全体を「観る」というのを例えば説明しているスライドの画面、Zoomで顔出ししているなら顔が見えている画面、チャットも使っていたらチャットの文字画面、これらを別々に考えるのではなくて同時に受け取ろうとするとモニターの大きさにもよりますが、操作しないとそれぞれの情報をいい感じで処理できない。そこが目を左右に動かしたり、目に映った情報を読み取ったりという身体的にしている部分を「操作」によって得なければならなくて、そこについては操作の習熟が必要で、慣れると…というか、ここではこういう情報を仕入れるとわかってくると、画面の配置や操作の短縮など工夫をすることができます。

そして、これもリアルと違うのが「声」をメインに扱うところ。理由は、まだパソコンというものと通信というものを通して行うには「声」=「音」の方がデータ量が少ないので、パソコンでは処理しやすく、今の所、一番「安定」しているからなのですが、画面は処理が遅延したりしやすいので、オンライン会議ではまず「声」の安定性の確保をするのが良いと思われます。パソコンなので、いろいろできてしまうのが、良いところでもあり悪いところでもあって、せっかくできるから使いたくなるのですが、そこはグッと抑えて、シンプルな構成でできるように心がけています。

と、珍しく走り書きなのに長くなったので、ここまで。

つづく…

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