朝の走り書き:ファシリテーションの学び方について
朝の走り書き
ファシリテーションの学びを作る話。研修にするために自分のやっていることを体系立てて考えようとしてバラバラにしていって、一つ一つがわかりやすいようにしてみたのですが、ひとつひとつを教えていって、さぁ、これらをまとめてやってみましょう!とした時に、再現が難しい…という結論に至った。という話をしたら、全体性がなくなってるという指摘を受けて、ハッとした昨夜。
体系立てて教えることがダメだったわけではなくて、学ぶ人それぞれの「再現性」が考慮されていなかったのだなぁと思いました。
結果的にファシリテーターの学びについては「ファシリテーターの弟子活」という学びたい人、一人一人の文脈に合わせて学ぶスタイルにしたら、実践できるようになったというのがあって、そこには全体性もあるし、その人にとってのイキイキというか、ストーリーがある。
ここ数年のファシリテーター研修はだいたい複数構成にさせてもらっていて、最初の回に参加者それぞれのファシリテーションに関するストーリーを見せてもらうようにしていて、例えばこの研修に参加を承認した上司からの期待や自分の携わっている(携わりたい)会議、場について考えてもらい、そこにあった欲しいカリキュラムを選択してもらう。文脈、背景に合わせて学びたいものを学ぶのが良いかなと。
細分化したファシリテーターが持っていると良さそうなスキル(ふるまい)については、参加者のストーリーを知った上で、最初にデモをして、デモの何を「観た」のか各自に言葉にしてもらう。この観察もプロセスにフォーカスして気づきを語る人もいれば、コンテンツ(内容)にフォーカスして気づきを語る人もいる。私のファシリテーションは比較的プロセス寄りなので、観察のポイントの違いは丁寧に伝えていく。というより他の参加者のフィードバックから視点を得ていく感じです。認知できないものは学びづらいというか、使いづらいところがありそうで、場合によっては学びたいものではなかったという結論になることもあります。
まだちゃんとは分けられてないのですが、コンテンツを重視している人の方が、導き型のファシリテーションを学びたいマネージャーや会議オーナーが多い気がしています。その参加者の方々はコンテンツの整理の方法や、先へ先へと促進させる(例えるなら一直線にゴールを目指す様な…)方向に。支え型のファシリテーションを学びたい参加者は関係性や声の大きい人の存在なんかに悩んでいる人が多いかも。その参加者の方々はプロセスで今何が起きているのかを感じとれているが、もう少しプロセスに作用するふるまいをしりたいのと、どうゆう時にその振る舞いをすると良いのかを知りたいというか、直感的に動ける様にしたいという感じ。
そろそろ娘たちが起きてくるので…
【ChatGPT】
ファシリテーション研修では、最初は個々の要素を分解して教える方法が再現性が難しく全体性が失われることが分かり、個々の参加者の文脈に合わせた「ファシリテーターの弟子活」スタイルに変更しました。参加者はプロセスやコンテンツにフォーカスして気づきを語り、フィードバックから視点を得ます。コンテンツ重視の参加者は導き型のファシリテーションを、支え型のファシリテーションを学びたい参加者は関係性や声の大きい人に悩むことが多く、それぞれのニーズに応じた学び方が求められます。
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