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ファシリテーションを学ぶ場のカタチ

企業向けに行なっていた2時間×3回構成(間に実践とフィードバックのグループ学習)のファシリテーション研修を1回1時間単位で学習して行く構成に変更中にいろいろ思ったので綴っておきます。

もともと3回構成でもファシリテーションの全部を学ぶ形にはしていなくて、自分の現場で使いたいと思うものを10個くらいの中から選択して学んでもらっていました。3回構成だと多くて4個学ぶくらい。こちらのブログは少し前のものですが、企業さんが書いてくれた記事です。

3回構成というのは、単純に回数と時間(と予算か…)の制限による構成でもあったので、その制約が外れるなら、各自がファシリテーションをやってみている感覚が持てるところまで場に参加して、自分の現場では今はここまでで大丈夫というところで卒業してもらう形も良いなと思い始めました。

企業ではなくコミュニティというか、ファシリテーションを学びたい、うまくなりたいと思う人たちが集まる場では「きっかけ」駆動というのを考えていて、学園内に部室の空き部屋をいくつか用意して、テーマに興味ある人たちが学園に時々立ち寄って、好き勝手に学んで行くというのがやってみたいと思いました。

一人一人に向き合う形は「弟子活」という徒弟制度的なのをしていますが、師匠と弟子がやりたいというよりは、師匠と弟子というメタファーはお互いの尊敬と学ぶ姿勢みたいなのが意識しやすいという感じです。私自身も学ぶことが多いです。私が提供できるのは知見と、私が持っている機会や空間、場で、他人や先生からなんかもらうというのは抵抗あるけど、師匠だから甘える(という表現でいいかわからないけど)のもありでしょ的なww

これらは全て「制約」というか「条件」によって変化しています。ここで話した要素は「人数」と「関係性」。それによって「時間」と「構成」を…いや、「時間」も要素ですね。私の意識は「受講しやすい」というか「参加しやすい」に向いているかも。

ファシリテーションは一つのメソッドやアクティビティではなくて「意識」みたいないものだし、「道具」みたいなものなので、「どこでどう使いたいか?」が大事。使う予定のない場所を想定した道具の使い方を知るのはちょっと勿体無い。もちろん、いつか使うかもなので、知識が増えるのは良いことだとも思いますけど。

話はずれますが、本も同じ感じで、作った同人誌は気になる章から読むのがいいなぁと思ったのと、自分ごとで「意識」を見つけて欲しいと思って、「問い」とその「問い」への向き合い方が書いてあるだけでにしたかった。ちょっとは私の考えもほしいのかもと思って、私の考えはコラム程度という変わった構成w

このあたりは「自分で選択する」というのを体験してもらいたいのかも。

というわけで、すでに今年もどんどん自分の学びが多くなってきて嬉しい日々ですw

つづく

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