オンラインのコミュニケーションはどんどん体験しましょう
オンラインでの感覚は体験してみないと伝わらない。
例えば、ジェットコースターに乗った感覚を体験していない人に言葉で伝えてもピンとこないのに似ている…。これも伝わらないかもですが、まぁ、なんとなく伝わっていれば良いので、先に進めると…
ファシリテーションは人に対して用いるものだとすると、向き合う相手の感覚とファシリテーターの感覚が大きくズレていると、ファシリテーションするのが容易ではなくなります。つまり、感覚に対してファシリテーションしているので、向き合う相手がオンラインでの体験が少ないとその感覚はリアルなオフラインでの感覚と置き換えられて、ファシリテーターのオンラインの感覚と相手の感覚の大元がずれている場合があるということです。
オフラインの場合、大元がズレていても、向き合う相手からの場へのフィードバック(リアクションなど)を頼りに適応したファシリテーションを行うことができますが、オンラインのアプリ、ツールを介した場ではフィードバックの受け方がリアルなオフラインの世界とは勝手が違うので、これまた今までの感覚ではやれない。
ファシリテーターはいかにして場を信じるのか?
この「勝手が違う」という状態に対して思うのは、ファシリテーターの「場を信じる」というのがポイントになるということ。ではどうやって「場を信じる」が形成されるのか?「場を信じる」自分自身を信じるというのもありそうですが、なかなか自分を信じることができなくて、つい相手に何かをさせるファシリテーションから始めてしまう自分がいます。
逆に言うと、ズレが大きい場やフィードバックが取りづらいオンラインの場においては、指示を明確にして、しっかりと迷い少なく「進行している」と感じられるのが、初期段階の「ファシリテーションをしてくれている」と感じられるポイントにもなるということです。
選択を委ねたり、自由度を高い感じでやるには、まずはオンラインの場が安全と感じることも大事かもしれないですね。端末を使っていると、エラーメッセージがでたり、固まったりして、「何かしてしまったかも…」ともなるので、なかなか自由に…とはいかなくて、安定して、良い意味で役割は1つしかないツールや操作がシンプルなものを利用することもリテラシーの度合い、慣れ具合が低い場合は大事です。つまり、そういった度合いが分からない相手であれば、低い設定で始める方が良いでしょう。みなさんも飛行機や宇宙船のコックピットのズラリとならんだよく分からないボタン類を見たらびびりますよね。(笑)
つまりは安心して自分の場だと思える状態で、自分を信じるところから醸成されるのだと思っています。
オンラインの感覚は体験によって醸成される。
安心できるというのはオンラインを体験しないと、知っていないと安心って難しく、さらにオンラインのコミュニケーションはオフラインの体験の延長線上にはなくて、あくまでオンラインならではの環境で、新しく作り上げていくのか良いと感じています。
そこで、オンライン・コミュニケーションの発見と慣れるための練習を行うためのセミナー(2回構成)をやります!普段は浅く広くで展開する内容を、慣れて身につけていくために、Zoomを中心にワークは行います。
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・オンラインでの会議が増えてきたが、うまくいっていない。
・組織内のコミュニケーション関連を担当している人事の方
・オフラインのイベント、セミナーをオンライン化しようとされている方
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