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なぜファシリテーションスキルを学ぶことが重要なのでしょうか?

ファシリテーションスキルを学ぶことは会議の進行を担う人でなくても、チームで働く人には重要です。なぜならファシリテーションを学ぶことで人との接し方と物事の多様的な捉え方が身につくからです。

ファシリテーションは1対多を扱うスキルではなくではなく1対1が複数あるものを扱うスキルです。個人とも向き合いますし、全体とも向き合います。向き合う人間も様々な人がいますから、接し方もさまざまな対応力が付きます。さらに複数人になると個人と個人の組み合わせは複雑さと多様性も増して俯瞰や客観性が必要になります。

一口にファシリテーションと言っても、その担うものや主軸に据えるものが幅広くあります。スタートからゴール(目的)まで最短で導くようなファシリテーションすることもできますし、主体に委ねて手を添える(場合によっては添えることもせずに居る)だけのファシリテーションもあります。ファシリテーションする対象、場がどのようなものかを考えるところから始めてみてもらえると、より学びたいものが明確になると思いますが、まずはファシリテーションが何なのかを探るために学び始めても良いと思います。

私はファシリテーションのやり方は人の数だけあると考えていて、もしかしたらすでにしていることをファシリテーションとして意識して行うことだけなのかもしれません。モノ・コトをどの様に捉えて、ファシリテーションとしてどう意識して振る舞うか?どう進んでいくのか?そんな感じに悩めることこそがファシリテーションそのものかもしれません。


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