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【オンラインファシリテーターの実験室 Vol.26】オンラインイベントはRPGゲーム化の時代!? Gather townで可能になる場づくりのコツ

こちらはYoutubeのオンラインファシリテーターの実験室連動ブログです。

ZoomやMeet、Teamsといったオンラインツールは顔と顔を突き合わせる対面型のコミュニケーションで、SpatiaChatやoViceの用にアイコンでの位置関係で音の距離が変わる空間型のコミュニケーションとは使い方が大きく変わります。

そんな中、空間型のコミュニケーションが取れるツールで一昔前のRPGのような画面で、動きもマウスではなくてカーソルキーというある意味直感的な操作がファシリテーター的にも嬉しいGatherTownというツールがあります。

普通に使うと、距離が遠すぎると聞こえなくなるので、だいたいの場合はブレイクダウンルームのような閉じた空間を作って「話せる」というデザインをしがちですが、その距離を使って、そしてこのGatherTown特有の「障害物」=侵入禁止領域が作れるというのを利用して、よりリアルな場の感覚に近い場を作ってしまおうというのが今回の「場づくり」です。

①遠くなると声が遠くなるのを利用して、机と机の位置を離して、机を挟んだ目の前の人とは声がちゃんと聞こえるけど、隣の机の人たちの話は遠くに聞こえるという状況を作りました。

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距離があったら全員に指示が出せないということもあったので、机たちの真ん中に演台をおいて、そこに立つとフロア全体に声が届くようにしました。

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②全員で話したいという時間もあると思うので、区切られた空間=ブレイクアウトルームも作って、ここでは距離に関係なく同じ音量で全員が話せます。つまり音が1チャンネルしかない状態。そして、区切られていても、周りからはそこに集まっていることがわかるのも可視化としていい感じです。

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③雑談とは別にプレゼンスペースも用意して、作りは雑談スペースと同じ「区切られた空間」ですが、机と椅子の配置、そして前方に発表用のPCとスクリーンを置くことで、「発表者は前のPCの席でお願いします」という指示が出せるし、そこに座った人だけがマイクオンにしてくださいというルールもわかりやすくなります。

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実際にはここでワークを行なった時は机にMiroを用意したり、オンラインの別のツールを利用しての共有も行いますが、まずはコミュニケーションの形で場のデザインができることがファシリテーターとしてもオンラインの面白さを感じています。Miroとの連携はこちらのブログを参照しました。

さて、最後にYoutube内では話せなかった料金についてです。
Freeプランで25人まで自由に使えるというのでほぼ今のところ問題なく使っているのですが、それ以上の人数で…となると有料プランが必要になります。ただ、このプランがとにかくわかりにくくて…。

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支払いが2時間から(おそらくイベント用だと思われますが)月単位での支払いになり、ユーザー人数も関係してくるので、もうよくわからなくて…。1ユーザーはマップの編集権限の数…かと思うので、100人のイベントやりたい!となった時に、Townでいいかといういうと、objectsが少なくて、多分あんまりいい部屋のできない気がするし、そうなるとMetoropolisか。

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いずれにしてもまずは Freeで試してみやすいのは間違い無いので、みなさんもオンラインでの場づくりをぜひ試してみてください。

2021/07/19追記
プランの更新がされたようで、こちらのブログがしっかり説明もされているので参考までに。


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