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とあるファシリの対話大全 03:レゴ®︎シリアスプレイ®︎

レゴ@シリアスプレイ@:お互いの考えを大事に扱う対話の場

レゴシリアスプレイは、想いや考えをレゴブロックで組み上げて、その作品(発言)で対話する場です。

普段の会議では、考えて発言しても、考えが浅いとか、間違ってるなど、否定されることがよくあります。そんな中では、そもそも自分の考えを話す必要があるのだろうかと疑問に思ったりしました。また、改善や解決を求められている風潮があり、正解や実現性や、具体性が良しとされているとう思い込みもあって自分の感情に近い言葉を伝えたり、自分なりの考えを話してはいけない(原因と結果や、分析に基づく言葉が強い)とさえ感じます。

そんな中で、レゴシリアスプレイは、自分の組み上げた作品(発言)は組み上げた本人しか変更を加えることはなく発言の唯一性や個体感をそこなうことなく対話を行うことができます。またレゴブロックという具体的でもあり抽象的でもある特性から、手が思考を表すことができるものてして、言語化してから形にするのではなく、手が動くままに発言を組み上げるやり方もできて、自分では気づけていないことがレゴブロックから見つかることもあります。

レゴシリアスプレイを表すのに100:100という言葉があり、これは互いの発言を100%同士で対話ができる世界を指しています。

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