「やる気のない人、やりたくない人、慣れない人への対応は?」書籍:対話する力 ファシリテーター23の問い 06 その3
ファシリテーターの相談箱 069 は中野民夫さんと掘公俊さんの共著である「対話する力 ファシリテーター23の問い」を私も考えてみようと思います。
「やる気のない人、やりたくない人、慣れない人への対応は?」その3は「慣れない人」について考えてみますが、これが一番難しいですね…。ここまで2つ考えてみてわかったのは、この質問は表出した状態について聴かれていて、なぜそうなったかという背景が分からないので、想定するしかなく、ファシリテーターが関わるのは、起きた現象ではなく、起因するものとの向き合い方なのだと納得しました。
とは言え「慣れない人」ですが、ワークショップや対話の場は初めてなんです。や、何度やっても慣れません(ではなぜまた参加するのかが大事なポイントになりそうですが…)ということですと、ファシリテーターとしてはテーマや場の想定として、慣れない人、初めての人たちが来る余地は想定して場の説明やワークへの導入が分かりやすくなるような話し方、メタファを用いるのだろうなと。私もファシリテーションする時にゆっくり丁寧な口調と、早口で乗せるような口調を使い分けています。つまりは柔軟性を持つことが、この質問の解になりそうです。
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