ファシリテーターのインパクト

このノートはファシリテーターをテーマにしたアドベントカレンダー2016の10日目です。ブログのアドベントカレンダーとは12月1日から25日までの間をブログでつなぐというものです。いろいろなローカルルールもありますが、テーマについて20分考えて5分で書き上げるというものが私の知っているやり方なので、今回もそのルールでやってみます。

「ファシリテーターのインパクト」なんてタイトルはいつもなら書かないのですが、私が参加者として参加して、職業病のようにテーブルファシリテーションしてしまっていた時に、ある方が「なんか、いつもと違いましたね」と興味を持たれていたので、初めてファシリテーターがいる場を体験した時に小さいインパクトが起こっているのかもしれないなと感じたので、少し言葉にしておこうかと考えました。

別のところでは、以前私がファシリテーターと参加していた場と同じようなテーマの別の集りに参加したけれど、話の内容が深くならずみんなで当たりさわりのないおしゃべりをしていて、前のようにはならなかったのはなぜだろう?と質問れたことがありました。人数が違ったり、そもそもの趣旨として知り合うことが場のゴールとしてデザインされていて、対話の中身よりも言葉を交わすことが優先されていた可能性もありますねと私の考察はお伝えしましたが、初めての試みで初対面に近い方々で対話をする場合や、テーマに対する問いから浅い結論範囲、おとしどころが見えてしまうものは、テーブル毎(グループ毎)にファシリテーター、もしくはファシリテーションを意識してそうな人、もしくはナチュラルにファシリテーション的な行動、発言をする人がいる方が良さそうだなとも伝えました。

話がそれてしまいましたが、何かが違うと感じてくれた方がいるのであれば、インパクトだったのだろうなと。そしてそれは】今が前と比べて…」以外に、後で気付くこともあるのだなと。

普段、ファシリテーターは自分のファシリテーションが「ない」状態を考えて「差」を伝えることは、あまりないのかなと思っています。ゴールイメージや目的と参加する人々に向き合うだけなのでインパクト狙いではないですが、参加者のフィードバックには耳を傾けて受けとりたいなと思いました。

私自身は他のファシリテーターの方の場でいつも「お~!」と感嘆したりしているのでインパクトは常にあったりします。観る視点、感じる箇所、ふりかえる習慣などがファシリテーターになってしまっている気が…。良い悪いとかではなく、変化は起きる。ただそれだけのこと。

あまり答えを持たずに書けるのはさくっと当日に書き上げるアドベントカレンダーの良さですね!と、この結論も何もない文章をここで終わることを許してください。

m(_ _)m

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