見出し画像

spatial.chat + miroでオンラインで話を書きとる練習をしてみました。

すでにどんどんオンラインコミュニケーションツールとしてのSpatial.chatを紹介するブログが増えていく中、私もこのツールの特色である「共有」を活かして知り合いとオンラインで人の話を書き取る練習をしてみました。

さて、今回は自分がiPadで会議でメモをとって、それを会議参加者に共有しながら進めているのを観て、そのメモの取り方はどうしたら「いい感じ」にできるのか?という質問からやってみようということになったのですが、そもそもはオフラインでのホワイトボードなどに書き取るためのやり方を練習するためにやっていたセミナーをオンラインでの書き取りというものに特化したものに変えたものです。そこでまずは練習としてiPadなど「ペンタブレット」を持っている知り合いで試してみました。

自分のオフラインでのセミナーの特徴から特に欲しかった使い方を整理しました。(他にも特徴や求めたい価値はあって、それらもオンライン化可能かを検討して決めましたが、そこは価値とツールのマッチングなので、自分の中にしかまだできてません。(^^;相談できる場は作っていけたらなと思っています。ツールを試したりするので有料かな…。)

1.同時視聴できること。
書き取りの練習として自分で作った書き取り用のライトニングトークを作っているのでそれを操作しながら観たかった。
2.同時にいくつかのグループに分かれてのワークができること。
二人組でするワークを同時に行えて、ファシリテーターである自分がある程度聞き漏れてくる話を把握したかった。
3.書き取るプロセスを見れること。
書き取るプロセスに「書き取り」の練習になるポイントがあるので、それをファシリテーターが把握したかった。

この3つを満たす方法として、Spatial.Chatとmiroという組み合わせで試してみました。
1.同時視聴はSpatial.Chatの特徴とも言えますが、youtubeが同時視聴できるので問題なく。しかも途中で止めるといった操作も、共有されるのでこれはありがたいポイントです。
2.グループワークを同時できる。これは今まではZoomのブレイクアウトルームやRemoのテーブルというので再現してきましたが、ファシリテーター側が同時に聞くことはできないので困っていましたが、Sptatial.Chatは距離をいい感じに保つことで全グループを聞くことができるので解決です。グループがどれくらい距離をとるかは「場づくり」としてホスト側がグループが使う場所を画像で置くことで位置どりがしやすくなります。ファシリテーターにとってはSpatial.Chatの最大の利点は、初期状態では「何もない」というのがあげられると思っていて、ファシリテーターとしての「場づくり」ができます。
3.同時にプロセスを見る方法はSpatial.Chatのもう一つの利点である画面共有を複数できることが役立ちました。ホスト側が最初に参加者分、miroのボードを用意して参加者各自にURLを配布して、ホスト側がその各自のボードをspaticalchatの画面共有で配置する。(画像は一つのグループの配置状態です)

スクリーンショット 2020-04-26 9.56.44

(動画はその様子です)

オンラインにおいては「音の扱いが各自で扱える」のがツールの大事な要素になるので、その点、Spatial.Chatは自分と相手、自分とyoutubeの位置で音量を調節できるので、可視性的にもわかりやすいと言えます。

ただし、今回の参加者の端末と通信スペックは「高い」状態だったので、スマホでどうするか?、またiPadなどのペンタブレッドではなくPCで「書く」ではなく「キーボードでの打ち込み」の場合はどうするか?というところがあるので、それはまた試していきたいと思うので、また記事がかけたら共有します。また、画面共有は処理を重くするので、参加者は4人くらいをめどにした方が良いかもしれません。さらにSpatial.Chatも注目を浴び始めているので、そのあたりでも処理が重くなっていく可能性もあるので、使う時間帯や、処理速度への注意も必要になってくると思われます。

名称未設定のアートワーク 100


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?