リモートでのコミュニケーション講座を新人研修としてやってきました。
新人研修として急遽でしたが、Zoom + Google Spread Sheetと、Zoom + miro 、Zoom + Jamborad を使ってリモートのコミュニケーション講座をやってきました。依頼されてから開催まで2日間!
内容は
・傾聴
・ファシリテーション
・ふりかえり
で1日構成。
リアルでやっていたファシリテーションのための傾聴、ファシリテーション基礎、それからふりかえりは普段の業務でやっている導入部分での説明をオンラインを活かす方向で再構成しました。
スタートはZoomでパスワード付きで開始。
最初にZoomのチャットでこの研修中の基本画面としてGoogle Spread Sheetに招待。そのシートに、講師からの指示や使うツールのURLなど共有する場所として使いました。
傾聴は簡単な説明とサブ講師とのデモをやってみせて、四人組みでブレイクアウトルームに入ってもらって、実際にグループワーク。グループワーク中の記載はGoogle Spread Sheetをグループ分作って、そっちに書き込みをしてもらいました。メイン講師の私の方は、全部のシートを並べて進みを見せてもらい、サブ講師には共同ホストになってもらって、各ブレイクルームを見て回ってもらい、私が進んでないグループがあるのを見つけるとサブ講師に講師用のSlackで連絡してそのグループのフォローもしてもらうというやり方で進めました。
傾聴のワークは3回行い、最後のワークではmiroの付箋を使ってもらいました。miroは同時操作の負荷が高いと知っていたので、4人組ごとに1ボード作成して、使ってもらいました。私はチーム5人までの課金をしてましたが、前日に「URLリンクだけの共同編集」がβ版ですが、リリースされていることに気づいてそれを使ったので、アカウント作成なしに使えてスムーズに進行できました。miroのボードも画面に全部並べて進行を見守り、サブ講師でのブレイクアウトルーム見回りで対応しました。
ファシリテーション講座の方は、そこまでの流れでどうファシリテートしたかを実況付きでふりかえる感じでやりました。
研修の「準備で何を考えたかとか、導入部分で新人の人たちとどう向き合ったか、そして傾聴ワークショップの中で私がどういうファシリテーションをしたのかを解説して、ユーザー体験として実感と結びつけてもらうやり方でやっていきました。
その後、自分たちが新しいツールを使って行く中でどんなファシリテーションがあったかを考えてもらって、そこからディスカッション。その後にファシリテーション基礎講座+オンライン・ファシリテーション基礎を話して、再度グループワークで「ファシリテーションってなんだろう?」ということで議論をしてもらいました。このファシリテーション講座中に思い切って30分間の休憩を入れました。やはりオンラインだと画面に集中する傾向にあるので、息抜きが学習中には難しいと感じました。新人達も「雑談」ができなくて…と言っていたので、閉塞感はあるのだなぁと感じました。このあたりはまだよくしていけそうだとも感じました。
それから、質疑応答の時間がうまくいかなくて、少しまだ新人同士が関係性ができてないと思えたので、質疑応答を代表者数名と私での対談という形で実施。これまでの講義とこの対談はiPadで板書しながら進めました。
ふりかえりは、GoogleのJamboradで実施。基本はJamboradとしましたが、新人の通信環境と端末環境でいろいろなツール利用の制限も起き始めていたので、各グループでどのツールを使うかを最初に決めてもらいました。Jamboardは全部を並べずにページごとに分けていたので、ページを行ったり来たりして確認しました。
というわけで、8時間の研修をやりきりました。
写真は基本画面とmiroのワーク説明の様子です。
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