見出し画像

お互いの考えを伝え合う場に

今年から、自分の考えも伝えながら、相手の方の考えも聴いて、二人の考えの先の話をするという場を始めています。それまでの場は「公開インタビュー」という感じで、私が相手の方の考えを聴いて理解する形で、他の人の理解にも繋がるように話を引き出したり、聴き慣れない単語を詳しく伝えてもらうことをしていました。

そもそも私は自分の考えというものを伝えるのが苦手です。そこから人の話を聴く側を特化させていった感じもありますが、今年は自分へのチャレンジとして、自分の考えを伝えることを始めています。

テーマは設けていますが、相手の人の専門性のある部分にフォーカスするのではなく、相手の専門性の一部に含まれている私も専門性にも入っているものをチョイスして、完全に一致した状態ではなくて、お互いの考えと文脈(背景)が違っているところを設定しています。今回のイベントで言えば、「ファシリテーション」という物が私の得意領域で、相手の方々の領域は「アジャイル」や「スクラム」というものです。

普段、相手の方と参加者の間に入ったファシリテーターという役割からだと相手の方の伝えている内容と参加者の方々受け取った内容の「ズレ」みたいなものが感じられることもあって、そこを埋めていくことをしていきますが、自分が話しているとなるとその「ズレ」は感じられても、それをどう埋めればいいかが結構わかりづらいことが多いです。その時に、「ズレてますね」と思いって言ったり、相手から伝えてもらったりと「ズレ」を意識して話せる場にしています。

これはパタンランゲージでの「A(私の考え)」と「B(相手の考え)」のそれぞれの違いから「C(新しい考え)」という新しい認識を生み出す…みたいなことが起きればいいなと思ってやっています。

会場はオンラインでDiscordですが、よかったら参加してみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?