【Day6】 四万十満喫編
怒濤の5日目を乗り越えて、今日は6日目はボーナスステージ。
ほぼ下りを100km!四万十市街地までいくよ。
昨日真っ暗で何も見えなかった宿周辺は素敵な自然が広がってた。
朝ご飯を食べて、昨日大変だったわーと思い出しながらスタート。今日はほぼ下りだから気が楽だぞと。あと天気は戻って雨はやんでくれたのはありがたい。
下り基調の一本道なので、本来なら、一番気持ちよく走れるコース。ところが今日はなんか楽しくないし、全然パワーが出ない。びっくりするほど踏めない。踏めなくても下り基調だから進むことは困難じゃないけど。
そして直ったと思ったギシギシ音が復活。しかも今度は平坦でも音が鳴るように。エンジンもバイクも不調なので先が思いやれる。
エンジンが不調な原因はおそらく前日のエネルギーが足りておらず回復しきれてないから。それでも3000kcal近くとってはいたんだよ!でもそもそも走っている量に対しては足りない上に、雨+登りのこともあり、全然足りてなかったっぽい。山の上に持って行ける食事の量に限界もあったのも痛かった。
とりあえず最初の道の駅でおにぎり+キャラメルとチョコレートでカロリー調達。朝ご飯食べてたけど全然足りてなかった。
ちょっと回復して進むと、ライドツアーのグループに出くわす。四万十川沿いは海外からのライドツアー客も多かった。サポートカー付きのグループもいたし、逆にごついグラベルロードで荷物全部背負って旅しているグループもいて、どっちも楽しそうだった。
そんなこんなでちまちまエネルギー補給しながら、景色を楽しみながらくだっていると「うまいもん市」の看板が。なんと道の駅でイベントやっている!
超ラッキーじゃん!とおもってぶらぶら。偶然旅の途中でイベントでくわすとテンションあがるよね。食べ歩きをしてさらにエネルギー補充して宿まで。
補給しまくったら後半になってやっと足回るようになってきた。やっぱ食べないと走れないな!エンジンの不調を改善したら今度はバイクの不調を再度見てもらうためにまた自転車屋に駆け込む。
相談したら「異音の原因は色々あるから時間がかかる。旅の途中で直すのはむずかしい。旅から戻ったら整備してもらっているショップに持って行ったほうがいいけど、とりあえず一通りチェックしてみるね」と。
店長さんが「特にハンドル周りの緩みもなさなそう、ちょっとわからないかも」と言って整備台から自転車を下そうとした時に「あれ、なんかリアタイヤ振れてる?緩んでる?」
リアのスルーアクセルがだいぶ緩かったっぽい。
そう言われたら、旅の初っ端、スルーアクセル外れなかったから、怖くなって気持ち締め具合を加減した記憶はある。
「これが原因じゃないと思うけど、危ないから締め直しておくね。」
と言って店長さんが締め直してくれたんだけど、また外れないと困るので、事情を話して手が長い六角レンチを売ってもらう。
その後軽く乗ったら、あ、うん音しなくなった。
もうね、トラブルの原因だいたい、自分だと思って反省して宿に向かう。
今回のホテルは四国一周のオフィシャルサイトでおもてなし宿として紹介されているところだったので、ロードバイク用がいれやすいように大きめの部屋を案内してくれたり、ドリンクサービスがあったりとってもよかった。
そして、昨日夕飯楽しめなかった分も楽しもうと評判が良さそうな居酒屋へ。
ここがめちゃくちゃ良かった。何食べても美味しい。
カツオがとにかく最高すぎた。
日本酒も最高で、あっという間にグラス飲み干し、さてもう一杯いくか、いや明日もあるしこの辺でやめとくかと迷ってたら、隣の人に声をかけられる。
隣の人も一人で来ているのはわかっていた。結構日本酒も頼んでいてお酒好きなんだなぁというのもなんとなく。
「あの、お姉さん日本酒好きですよね?これ僕頼んだんですが、のみきれないんでもしよかったら」と
どうやら私がグラス飲み終わるのをまっていてくれて声をかけてくれたらしい。船中八策を飲んでるから相当酒好きだろうと思ったらしい。
そこから奢ってもらった日本酒を飲みながらいろいろ雑談。
お兄さんは四万十に来るたびにこのお店は来るらしく料理のおすすめも教えてくれた。
特に焼きさば寿司は最高だった。
こういう出会いがあるのも旅だわっておもいながら満足してホテルに帰ってバタンキュー。
7日目に続く!