ハラスメントな「彫刻の森美術館」
「新・美の巨人たち」で特集されていた舟越桂のコレクションに魅了され、久しぶりに箱根の彫刻の森美術館を訪れました。アートと自分の事業がつながって見えてくる不思議な感覚がありました。
ハラスメント問題の根底にあるのは、単なる人間関係だけじゃなく、自分自身を知り、人間の本質に向き合うこと。これは哲学でもあり、芸術そのものが問いかけているテーマなんですよね。舟越桂の彫刻を目の前にして、自分と向き合ういい時間を過ごしました。(撮影禁止なので全然写真載せられません…)
そこでふと思ったのが、「雇用クリーンプランナー」という資格もアートに近い存在だな、ということ。最初から何かを作ろうと思っていたわけじゃないんです。むしろ、偶然や時代のニーズが重なって生まれ、社会に必要とされるものになったんですよね。それって、アーティストが作品を生み出すプロセスに似ている気がするんです。
ジョナサン・ボロフスキーの「心臓をもった男」が、自身の心臓の鼓動を作品に込めたように、資格だって時代や社会の脈動に呼応しながら変わり続けることで、真の価値が発揮されるんじゃないかと思います。作ることがゴールじゃなく、そこからがスタートなんです。
美術館で見た螺旋階段を下から撮影したとき、不思議な感覚に包まれました。少しだけ視点を変えただけで、全く違う景色が見えてくるんです。ピカソがキュビズムで世界の見え方を変えたように、ハラスメントもアート的な視点で捉え直すことができたら…。そんなことを考えながら、これからも新しい価値を作り続けたいと思っています。
人生も仕事も、アートみたいに予測できないからこそ面白いんですよね。彫刻の森美術館で感じた「少しの視点の違いが、全く新しい世界を見せてくれる」という感覚は、雇用クリーンプランナーにも通じています。私たちの持つ固定観念や当たり前だと思っていたことに対して、少し角度を変えてみる。ハラスメントの問題も、その解決策も、同じように新しい視点を持つことから始まります。だからこそ、雇用クリーンプランナーという資格が、社会に必要な“変化”を起こすカギになると信じています。