#0 キャラクター偏愛 幼少期
Episode 0
幼き頃に愛でたもの
日本は空前絶後のキャラクター大国にまで成長している。
なぜここまで日本人、日本に住む人たちはあらゆるものをキャラクター化しているのか?
見渡す限り、生活のあらゆる場面にキャラクターが出てこないことは何ひとつない。
民営化した郵便局では、キャラグッズが所狭しと置かれ、ここ10数年ですっかり切手はファンシー化の勢いをたどり、切手蒐集家からは昔ながらのデザインが良かったという声が聞こえるぐらいキャラクター切手や漫画アニメ化したものが多い。
聞くところによると、鬼滅の刃の年賀状はバカ売れしたようで、昨今の年賀状離れはどこ吹く風というぐらいに品薄状態だったよう。
社会現象にまでにもなるこのキャラクター偏愛を私目線で、少しずつ考察していきたい。
研究論文のように堅苦しくするつもりもなく、時代の流れを自分の目線を深めながら、ゆるっと考察することに趣を置きたいので、大学でしっかり漫画やアニメを比較文化論でガッツリ研究しています!!という内容にはなりませんので、悪しからず!
さて、今回Episode0としたのは、1回目を投稿しようとする前にキャラクター文化の考察において、興味深いTV番組を発見したので、先に紹介したいと思ったのである。
「がっちりマンデー!! バンダイ」
#TVer
超大手日系玩具メーカーのバンダイについての特集が先日放送されたのだが、男児と女児の玩具に対する好みがはっきり分かれていることが大変興味深く感じたのである。
ネタバレになるので、番組をこれから視聴する方はここまでで、視聴した方や視聴する気は無いという方はこのまま読み進めて下さい。
ジェンダーの区別が今回は男児と女児の区分けしか無かったので、ジェンダーレスな調査は無かったという形で進めます。
男児の場合
合体と変形
この2つのポイントが合わさって、玩具がバカ売れするようである。鉄板要素になる。
合体するときに出る音と変形がツボになる。
この歴史は1970年代のライディーンから続いているよう。
女児の場合
ものづくり 手作り玩具(メイキングホビー)
アクセサリーやお菓子などを作って渡すということがポイントとなる。
編み物は昔からある普遍的な玩具として販売されている。
女児は大人のお姉さんが好きそうなものをメイキングホビーに取り入れることやオシャレな感じが好きだそう。
ここで私が気づいたことは、キャラクター推しで、玩具を売っていないケースもあるということ。
合体や変形、メイキングホビーはキャラクターが後付要素になっている場合があるということ。
もちろん、キャラクター在りきのグッズ、玩具も発売されている。
初回から意外性がぶっ飛ばされいるので、奥が深いよ、この細道。
松尾芭蕉もそんなバナナ🍌な令和(松尾バナナと言いたいだけで、死語です)
バンダイでは円谷プロのウルトラマンシリーズを全面的にグッズ制作を手掛けられいるので、ビックビジネスでもある。
その場合は、ウルトラマンの本作で何をグッズにすると売れるのかなどが商品開発で打合せされる。
この男児と女児の違いは、成人してからの思考や好みにも性差が出そうなのだが、女児のメイキングホビー好きは手作り好きな女性…
あれ?
そうです…
察しの良い方は素晴らしいですが、このオンラインコミュニティでも「クリエイティ部」なんて活動を始めちゃっていますが、女児からの好みが反映されている可能性あります!
現在参加して下さっている方も女性ばかり!!
男性も待っていますよ。
ここ数十年の傾向で、女性の美大進学率の割合が高く、女性ばかりということも多い。
昔は男性が多かったというか、男性ばかりが大学進学を優先されていた時代もありますが、平成生まれの子供が大学全入時代の昨今は見渡す限り女子ばかり…になっている。
男性がものづくりを辞めたというか訳ではない。工業高校や工業や建築系の大学や大学院の進学率は男性比率が高い。
よりプラクティカルな要素を好む影響があるのかもしれないのだが、ものづくりと性差の謎に少し触れたようである。
話がジェンダー論にすり替わりそうになっているのだが、幼児期に愛した玩具が意外と奥深かったという話になる。
ジェンダー論だが、私は卒論でジェンダーをテーマにした言語差について調べまくったので、ここでハマると先が長い…ので、こちらは割愛です!
さて、今回のバンダイの鉄板バカ売れの法則も覚えておきながら、私の自由気ままなキャラクター考察論を始めてまいります。
どうぞ最後までお付き合い下さい♡
つづく
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