人生の区切りを迎えて#00
いよいよ退任の日が近づいてきました。
とにかく区切りの日が間近に迫っています。
人生で何度も区切りを迎えてきたので
心構えはできている方だと思いますが
これまでと違うのは
やることを決めていないことに
焦っていないこと。
今日も銀行に手続きに行ったのですが
平日の昼間に<生産性>のない活動をすることに
後ろめたさを感じることもなく
これから始まるであろう次なる人生に
心を震わせているような状況です。
父親であり夫であることには
変わりありませんが
明確な役割もありません。
押し付けられる責任もありません。
代わりに守られる存在でもないのですが。
少し贅沢な気分になっています。
何をしても咎められないし(犯罪以外は)
何をすることに制限もない。
これって人生初の出来事なんですよね。
私の周りには
いろいろなものを手放すのが惜しくて
いろいろとかき集めている方が多いですが
集めてどうしようというのでしょうか。
モノや人に囲まれて逝くことが
そんなに嬉しいのでしょうか。
現世は泡沫(うたかた)なのに、ね。
他人に迷惑をかけることもあるでしょう。
でもこれまで他人から迷惑をかけられたので
残り少ない人生で迷惑をかけることを
許していただきたい。
早い動作が苦手になるし
反応も鈍くなるかな?
そういうことを受け止めてほしいと思う。
あなたも何れそうなるのだから。
とは言え
まだそういう状況に陥っていないから
相当先になるけどね。
これから明確な線を引きます。
曖昧にどちらでもないようなことはしません。
好きなことは好き
嫌なことは嫌だと
白黒をハッキリとつけるようにします。
明日から区切りの日までの心模様を
自分のために残していきたいと思っています。
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