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亜細亜への巡心旅#05 香港_世界に幸せをもたらす赤色の御印

■旧正月に欠かせない“あれ”を探して
また違う広東料理をお昼にいただいて、これからはオプションのツアーに参加する人と、個人で自由行動する人に分かれることに。もちろん、私たちは“自由人”ですから、お目当てのものを買ったり、見学したりする自由行動を選択しました。

麽地道公園】で解散後、紅磡駅まで歩いて向かいます。

香港MTR 紅磡駅
金鐘駅で赤い線のisland Lineに乗り継いで・・・

香港の地下鉄はMTRという呼称を持っていますが、台湾のMRTと何が違うのかよくわかりませんでした。線ごとに色分けされていて、これであれば初心者でもなんとか目的地まで着いていけそう。

目的地の西營盤駅までおよそ20分で到着
※写真は西營盤駅ではありません💦あしからず
明生行 Ming Sang Hong】

A1出口を出るとすぐにありました【明生行 Ming Sang Hong】。昨年、台湾に行って、娘に旧正月のお飾りを買ってもらって、デスクの前に飾っていますが、同じものが香港で手に入らないかと思っていたところ、カミさんのお目当てのお店の近くにあったので来てみました。

自分の部屋のドアに貼る<>の丸いシールと<必想事成>と書かれた紐付きのお札のようなものを購入。意味はちゃんとわからなかったけど、とにかく「想ったことは必ず形と成る」という意味ではないかと思い込んで、選んでみました。

■街中に溢れる豊かさの象徴に驚き
そこから少し街中をぶらぶらと歩いてみました。台湾とよく似ているけども、やはり香港の方が都会で、土地が狭いせいか街がぎゅっと圧縮されている感じで、しかも高層ビルが隙間なく建っているので、薄暗い感じがしました。

美味しそうなスイーツ 価格もお手頃

それにしても、30年前では考えられないようなスイーツや料理が街中に溢れていて、どこを見ても、かつて私が見た香港は存在しないように感じられます。行き交う人たちの服装もセンスよく、日本に来ても何処から来たのかわからないほどでしょう。

香港も変わったのかもしれませんが、私たち日本があまりにも変わらなすぎないことが原因のような気がします。もう少し、この30年でやるべきことがあったのではないか。そうすれば、香港だけでなく、アジアの国々とともに、欧米に変わる新たな市場を創出することができたのではと思うと、悔しいやら悲しいやら。

店頭にズラリと並ぶ鶏の丸焼き

相変わらず、中華圏でよく見かける鶏の丸焼き。なぜ首を取らないのかと思って聞いたところ、魚と一緒で、頭がついていないと活きの良さや豪華さが足りなくなってしまうからとのこと。本当かな?

エッグタルト マカオの名物だとか

ようやく見ることができたエッグタルト。本当はマカオの名物らしいのですが、香港でも売っていました。価格は9香港ドルなので、日本円で180円ぐらい。繁華街の方だと15香港ドルだったので、少し中心部を離れれば半額程度で買うことができます。

香港の乾物街 足場は今でも竹竿

これは香港の不思議なことの一つ。30年前に香港に来た時も、同じように竹竿を組んで建物を作ったりするときの足場にしているのですが、こちらの方が金属製よりもいいのかな?どんなメリットがあるかさっぱりわからないので、ぜひご存知の方は教えてください。組み立てるのに時間がかかると思うのだけれど・・・。

看板が道路にまで出ている店舗が立ち並ぶ道を歩く。昔ながらの街並みの中から、突然、突き出すように見えてくる高層ビル群とのコントラストがいいですね。

混雑する地下鉄車内

そろそろ集合時間になりますので、地下鉄に乗って【麽地道公園】まで戻ります。平日の夕方なので、通勤や通学の人たちで電車は満員状態。多種多様な人種の方が乗車していて、さすが国際都市の香港だという雰囲気を感じることができました。

九龍島から眺める香港島

少し早めに到着して時間があったので、ベイエリアまで陸橋を渡って行ってみました。南国であるせいか、なんか夏の日の夕暮れのような空気感があり、雲は若干多いものの、気持ちの良い風が吹き渡っていました。

それにしても全面ガラス張りのビルが立ち並んでいます。日本でもこういう建物が増えていますが、バブル世代にとっては、銀座にあった(今もある?)リクルートビルを彷彿とさせてくれますね。

さあ、これから“シンフォニー・オブ・ライツ”です。どんな素敵なビジュアルを見せてくれるのかとても楽しみにしています。

#亜細亜への巡心旅


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