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亜細亜への巡心旅#08 澳門_マカオに来たのにベネチアとはこれいかに?
■ホテルの中なのにどこまでも続く通路に迷う
世界遺産をたっぷり堪能してから、今日、宿泊するホテル【ザ・ベネチアン・マカオ】に向かいました。バスから見えるコタイ地区の景色は、まるで異次元。香港に舞い戻ったかのように高層ビルが立ち並ぶだけでなく、街全体の色彩が鮮やかで、米国ラスベガスに来たような感じがしました。
行き交う人々で混雑するベネチアンの入り口で荷物を受け取り、ホテルの扉を開けると・・・そこは絢爛豪華なロビーかと思ったら、商業施設の入り口に過ぎず、そこから右に曲がって長~い通路をひたすら歩いていきます。「チェックインするだけでこんなに遠いなんて」と先がやられる😭この通路だけで宴会でもできそうな気がするほど。
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ここなら宴会でもできそうな気がしてくるのだが…。
それでまた、チェックインに長蛇の列。30分近く待ったでしょうか。その間にミネラルウォーターのペットボトルやキャンディを配るホテルスタッフの対応に、それまで文句を言っていたおばさんたちも笑顔に。いやそれにしても、どれだけ部屋があるんでしょうか。
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このゴージャスなベッドルームとリビング
朝食の集合場所を確認した上で、各自部屋に向かいました。私たちが泊まったのは20階で、カードキーで開けて部屋に入ると、まさにYouTubeで見たままの部屋のレイアウトが目の前に広がっているではないですか。「これ、全部の部屋がこの間取りなのかな」と思わず呟いてしまいました。
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ただし、ウォシュレットはなかったな〜残念。
香港のホテルでは湯船はなかったので、今日は少しお湯に浸かってゆっくりできそう。日本から持ってきた入浴剤を入れて、さっぱりしたいところです。シャワーの水圧もお湯の出方も完璧。さすが一流どころのホテルだけありますね。ただ、ウォシュレットはなし。香港も。これが残念でした。
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まさに造られた要塞都市の雰囲気を漂わせています。
ホテルの窓からは、眼下にボイラー施設などのバックヤードが広がっていましたが、その先にはまさに高層ビル群が立ち並ぶ景色が広がっています。そういえば澳門は、旧市街は個人所有の土地があり、それは個人の資産として認められていますが、こちら側は埋め立てなどをした政府の管轄地が多く、そこに高層アパートを建てて、市民を住まわせたというのが当局の本音らしいです。
荷物も整理したことだし、午後からは自由行動なので、そろそろ出かけることにしました。
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すべて施設内に造られたショップが並んでいます。
写真には青空が広がっていますが、ここはホテルというか一体化した商業施設の中なんです。ベネチアの街並みを再現した建物に、いろいろなブランドのショップが並んでおり、行き交う人たちが楽しげにショッピングを楽しんでいました。
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案内する人に聞きき、迷いながら進むを繰り返します。
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偶然にもカジノの場所を見つけました。
施設の階下に広がる世界はまさに異次元。ここに入るのにも厳重なセキュリティチェックが必要らしく、黒服のお兄さんたちが何人も構えていました。
カジノは日本円で最低6000円ぐらいからしか賭けられないようで、負ければルーレット1回で6000円を失いますが、これが何倍にもなると考えると…そんなことをビビっているようでは、カジノなんてできそうもないですね。
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ここがいわゆる【ザロンドナーホテル】。ベネチアンホテルから屋内通路でつながっていますが、写真だけバルコニーから撮影して、そのロビーからタクシーに乗って、もう一度【官也街】に向かいました。
すごく近いと聞いていたのに、タクシーはどんどん山の方に向かっていきます。「えっ騙されているの?」と思ったのですが、実は歴史的な街には車は簡単に入ることができず、山側を走るバイパスを抜けていかなくてはならないらしかったのです。
支払いは40MOP(マカオパタカ)ぐらいだったかな。実はマカオのお金の単位である<パタカ>は、ほぼ香港ドルと同じレートで使えるけども、国際的には価値がないらしく、澳門の人たちは香港ドルを欲しがるらしく、支払いを香港ドルにしてお釣りが<パタカ>だったので文句を言ったら、「パタカしか持ってない」と運転手さんに言われました🥹
タクシーから降りて向かって行くと、なんか【官也街】にまた人が増えているような気が・・・
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今回、【官也街】にまた来たのは、澳門で人気の<牛雑>を食べるため。ニィゥザーと発音するらしく、多くの方が紹介していますが、簡単にいうと、牛ホルモンのおでん?のようなもので、カレー味もあってなかなか美味しいらしい💦らしいというのは、店の前まで行きましたが、あまりにも列が長くて待ちきれずに帰った次第。次回来たときに挑戦します。
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その帰り道、みんなが歩いている方に歩いて行ったら、なんとベネチアンホテルが目の前に見えるではないですか。そうか、私たちは迷って反対側に行ってしまったからわからなかったけど、歩行者優先歩道を歩いていけば、20分くらいでホテルまで行けるのを初めて知りました。
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紆余曲折を経て、何とかホテルに戻ることができました。本当に、ホテルからこんなに近い場所にあるのに、なぜ施設の中で迷うのか不思議な体験です。
結局、食事はホテルの商業施設内のフードコートにしました。
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この写真からもわかるように、本当に巨大な“イオン”と言っても過言ではないほどの規模が広がっていました。席もほとんど埋まっていて、奇跡的に空いていたところを押さえた上で、あまり遠くのお店にはいけないので、近くの店舗から選ぶことにしました。
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そして、悩みに悩んだ挙句、【添好運】ティムホーワンを選び、名物の蝦子雲呑麺(エビワンタン麺)をいただきました。ティムホーワンは香港が本店なんですけど、もうそんなことは行っていられないほどお腹が空いていました。
価格は198MOPで日本円で約3,983円と1人前1,991円。これが現在の日本の国力ですね。仕方がない、これが現実だと思いました。