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台湾旅游記#09 台北小旅行〜生まれ変わる前の人に会う

■建国の父として尊敬されている人とは

基隆で午前中過ごしてから時間があったので、そのまま台北に戻ることにしました。ちょうど10月10日というのが台湾の建国記念日にあたるようで、頼総統が力強いお言葉を述べられたと、テレビのニュースで伝えられていました。

さて、その台湾の建国ですが、いわゆる建国の父と呼ばれる方は蒋介石氏ではなく、孫文氏ということを聞いたことがありました。学生の頃、歴史の時間に習った、いわゆる「辛亥革命」で、時の清王朝が崩壊し、中華民国が設立された時のリーダーが、まさに孫文さんだったのです。

孫文さんも蒋介石さんも日本とは親交が深く、留学していたり、軍部で活動していたり、私たちに日本人にも案外、馴染み深い人物なのではないでしょうか。その孫文さんをお祀りした【国父紀念館】なる建物があることを知り、早速、向かったのです。

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実は、私は、もう30年くらい前の占いで、“あなたは孫文さんの生まれ代わり”と言われたことがありました。おいおい、そんな歴史上の偉大な人物と私を同じにするなんて、不遜にも程がある!と戸惑ったものですが、なぜかその時の占いの紙が、いまだに私の家の資料箱の中で眠っていたことがわかったのです。

国父紀念館】広場からみる台北101
国父紀念館】残念ながら工事中で中は見られず

台北101】は遠くから見られたが、残念ながら工事中で中は見られなかったので、次回、台北に来た時にぜひ訪れたいと思いました。そして、広い敷地内を散策していると、何やら近代的な建物が聳え立ち、側面にはショッピングモールのように有名な店舗が並んでいる施設を目にしました。

■台湾の進化が進み新たな時代へ

ああ、これが【臺北大巨蛋(台北ドーム)】だと気がつきました。【国父紀念館】の敷地内にあるエスカレーターを降りていくと、大きな道路の下に広々とした地下通路があり、そこを抜けていくとドームに行けるというわけです。

当日が野球の試合がなかったにも関わらず、大勢の市民の方が集まっていて、思い思いに買い物やグルメを楽しんでいました。いや、台湾も豊かに、そして綺麗になっているのですね。勝手ながら、その昭和の香りが残る街並みが台湾の魅力なのですが、台湾の方々からすれば、日本のような経済的な発展とともに、市民生活の質的な向上を願うのは当たり前の話で、この進化は止められないのだと思います。

国父紀念館】近くに新設された台北ドームへの入り口

さて、かなり歩いてお腹も空いてきたので、夜市に行こうということになりました。

台北MRT 約30分
国父紀念館→→→中山国小


少し遠かったけれど、一度、行ってみたかった【雙城街夜市】に到着。ここもYouTuberがおすすめしていた場所で、よく知っている方からすれば、今さら?という感じだと思うけど、まだ一度も行ったことがなかったこともあって、今回はここに決めました。

時間が早かったせいもあり、多くのお店が準備中だったので、とりあえず麺料理でもと探していたら、おばさんがワンオペでやっている麺線のお店を見つけました。

晴懐麺線

タロ芋入り米粉

タロ芋が少し硬くて、準備不足は否めませんが、まあまあ味は美味しかったのでよしとしましょう。

そこから裏路地に入り、メインの夜市よりも、周辺のお店を探索していたところ、豆花のお店を見つけました。最近、あまりご飯が食べられず、なんか気軽にお腹に入れられるものはないかと探していたので、早速、お店に入って注文。

メニューの品名は忘れてしまったけど、仙草ゼリー入りの豆花を食べた後、原味豆花を追加でいただきました。日本人としては、味付けのしてある仙草ゼリー入りの豆花は味が分かりやすかったのですが、原味豆花は味がシンプルすぎたかな、という感じでした。

杏福氷館

雙城街夜市の路地裏にあって分かりにくい💦
仙草ゼリー+タロ芋+はと麦の豆花
有機豆花

さあ、お腹も満たされて、一日中、歩いたこともあって、少し疲れました。今日は大人しくホテルに帰って休むことにします。

#台湾旅游記

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