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人生の区切りを迎えて#02

お金の次に気になるのは、定年後に働くことですよね。

■あなたはそれでもお金を稼ぎますか?
これまでは会社から「あれやれコレやれ」と言われながらも、それはそれで、やるべきことがありましたから、自分で考えることはなかったと思います。しかし、これからは自分でやることを決めなければなりません。働く、働かないは自分で決めるのです。

ここで大事なことは、自分のやるべきことによって、どのくらい稼ぐ必要があるかです。
なぜ大事なのかというと、お金を稼ぐと言うことは相手があると言うことです。反対に、お金を稼がないのであれば自分だけで完結することができるわけです。

そのような前提条件がなぜ必要かと言うと、やることによって発生するお金の多寡を気にするのならば、現役時代と意識があまり変わらないからです。

noteにも有料コンテンツという仕組みがありますし、YouTubeなども閲覧数や登録者数が収入に反映されるわけで、そうなると自分の思うようにはできません。視聴者さんの期待するコンテンツを発信し続ける努力をしなければなりませんし、頑張っても期待に応えるものでなければ、成果=収益という形にはならないのです。

■ジブン資本主義に向かってまっしぐら
私は強がりでもなんでもなく、もう経済活動には加担しないと決めました。つまり誰かの期待に応えることはしないと決めたのです。

これまで、自分がやってきたことに対して報酬をいただいてきましたが、その価値が一致したことは一度もありませんでした。多いとか少ないではなく、誰かとの比較でしか価値が認められない仕事は、多くの報酬をいただいても、満足感も納得感も得られなかったのです。

現役時代の私は、自分の仕事に明確な価値を見出していた訳ではなく、その矛盾に悩みながら生きてきました。子どものため、家族のため、などと言い訳を並べながら、いただけるものはいただいてきました。それを終わりにするために会社を辞めたのに、今更、お金を稼ぐことはしたくないのです。

もし先方から求められる機会があったなら、最低限の金額を提示して、働くペースも提案して、それでも良いと言ってくれるなら(どんな上から目線なのだ😭)、健康のために働くのも悪くない。どんな扱いを受けても決して卑屈にならないように、そして、現役の方々の邪魔にならないように、そこは細心の注意を払いたいと思いますが。

■思うがままに行き当たりばったりで
今、noteという発信する場をいただけて、自分の思うがままにコンテンツを書き連ねて、結果として、誰かの目に留まることができればこの上ない幸せなのです。

バイクに乗ってツーリングをしたり、自転車で街道を走ったりするのも、すべてはジブンのためであり、結果として、不特定多数のネット上で出会える多くの人たちにコンテンツを届けることができ、それができることが私にとって成果=報酬なのです。

子どもじみたことを言っていると笑われそうですが、子どもの頃には想像できなかったことを、いい大人になってから始めることほど幸せなことはないと思っています。だから、働かない選択をしたわけです。

みなさんはそれでも将来の不安のために働いてお金を稼ぎますか?

———編集後記———

前回、老後の資金対策を発信しましたが、それをやってきたのも、すべてジブンが自由に、思うがままに、生きていくための準備にほかならないと気がつきました。うすうすは感じていたけどね💦

こうやって書き出してみると、人の行為のすべてが、ひとつの目的のために為されていることが良く分かります。むしろ、それがなければ、成し得ないことばかりになってしまいそうだ。

ただ、どうしても生活していくためのお金が必要になったら、私はどんな仕事でもやる覚悟はあります。現役の時、こういうことしてたから、などと言うカッコつけはしない自信があります。何故かって?それはやってきたことが、本当に自分がやりたかったことではないからかもしれません。

みなさんはご自身の将来をどのように描いているのでしょうか?

#人生の区切りを迎えて

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