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台湾旅游#03

台中旅行 大甲/後篇

この日は日曜日だということもあって、何処のお店も満員御礼!外で食べること確定で、屋台の列に並んだ。日本では絶対に列に並ばない私だが、頻繁に来れないのでここは我慢する😣

■まさにスイーツの味わい
まずはお待ちかねの【タロ芋コロッケ】。屋台では若いご夫婦が、周りの暑さと油を揚げる熱さにも負けず、懸命に作ってくれていた。もっと買いたかったが、他にも食べることを考えて、カミさんと2人で一個注文。

あつあつの揚げたてにかぶりつくと、「うまっ」と叫んでしまった。日本で食べるじゃがいもを使ったコロッケと違って、おやつ感覚のほんのり甘い味わいが口の中に広がる。これはまさにスイーツだと思う。

◎五甲地香酥芋泥球

芋泥球

■台湾風惣菜饅頭
そこから10歩ほど横では、家族総出で何やらこねこねしながら形を整えてお饅頭をつくっている屋台があった。申し訳ないと思いながら、これも一つだけ購入。

これは中に春雨らしきぷりぷりの食感があり、青菜とニラも入っていて、こちらはかなりのおかず感が満載。隣の人は10個くらいまとめて買っていたが、私はこれを2つ食べれば、一食満たされる気がするくらいボリュームがあったと思う。

一品香水煎包専売店

一品香水煎包専売店

■煮込み料理ならぬ煮込み茶
すっかり満足したが、何となく口の中がスッキリしなかったので、お茶を買うことにした。でもな、コンビニでペットボトルのお茶を買うのは…。そこで検索をすると、近くに【青草茶】なる飲み物を見つけた。

こういう時、カミさんはつねに初物に懸念を示すが、私はチャレンジャーである。地元の人も列をなして買い求めていたので美味しいはず。

ところが私がいざ買おうとすると、周囲の人が「日本人だろう?無理しないほうがいい」とアドバイスしてきたのだ。しかも【無糖】=砂糖なしで頼もうとしていたので、【微糖】=微糖にしろ、と何度も言われた。

えぇい、チャレンジだと言ってるだろう、と思ったが、まぁ地元の方の親切心を無碍にもできず、助言を聞くことにして、微糖にしてみた。結果は…これくらいなら無糖でもいけそうじゃないか、と思ったが、美味しくいただけたので良しとしよう。

An'an Qingcao Tea/安安青草茶

青草茶

■なぜ日本にないのだ!タロ芋!
すっかり台湾の地方グルメに満足した私は、最後の最後に、どうしてもタロ芋饅頭の本物のホンモノを食べて、買っていかなくてはならないと思って、少し離れた名店に足を運んで運んだ。

観光客はたくさんいるのに、店内は私たち以外は一組いるだけだった。ただ、目の前には、綺麗に包装されて並べられているタロ芋饅頭が。試食をいただいた瞬間、これこれ、この味と頷いたが、なんと賞味期限が3日程度。空港で買ったものには防腐剤などが入っているが、ここでは添加物なしのホンモノだけ。まだ3日ほど旅は続くので、諦めて今日、食べれるだけを購入した次第。

明香珍餅店

タロ芋饅頭

周りはパイ生地のようにサクサクで、中の餡の甘さと絡まって、しっとりした食感も楽しめるので、食べて後悔することは絶対にない。もし大甲に行くことがあれば、ぜひお買い求めいただきたい超絶オススメの逸品だ。

すでにお昼を過ぎていたが、どうしても新竹へ行きたかったので、まともに昼ごはんも食べずに、急ぎ大甲駅まで戻ることにした。

--- 次回、新竹へ-----

#台湾旅游記

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