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失語症カフェをやってます

みなさんは「失語症者向け意思疎通支援事業」をご存じでしょうか?
障害者総合支援法の施行により変わった事の一つです。
国が日本言語聴覚士協会に委託して指導者を育成して、都道府県が各地の言語聴覚士会に委託して支援者を育成して、市町村(都道府県が広域事業として行う場合が多い)が支援者を派遣する。平成28年に地域生活支援事業の意志疎通支援事業(市町村必須事業)の中で「失語症者」が対象であることが明確化されました。先進県は平成30年度から支援者の養成、翌年度に派遣を始めています。滋賀県はなかなか始められません(理由はまたの機会に)。指導者研修で言われたのが「まず失語症カフェを作った方が良い」、滋賀県には失語症友の会がなく、失語症者が集う場はありませんでした。そこで「ないなら作ろう」と失語症カフェを平成31年5月から毎月1回開催しました。コロナで形を変えながら、現在は坂本会、守山会、オンラインの3つの失語症カフェを運営しています。近々、もう一つ増やそうかと・・・。失語症カフェは失語症支援事業のハブのようなモノで、これを作ったことで滋賀県は昨年度から支援者養成講座を始めることができました。他にもいろいろ大変な事はあるんですが・・・という事で、失語症カフェをやってます。

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