中国人ママ研究者が見た日本人の英語勉強法
1. 私の経験: 英語と日本語の学習方法
皆さん、こんにちは!私が日本に来て20年以上になりますが、実は、私の英語学習は、日本に来てから独学で始めました。最初は全く話せなかったものの、今では日常会話はもちろん、学術論文や講演をほぼ聞き取ることができるようになりました。また、日本語も大学の寮で呪文のように朗読を繰り返すことで、話せるようになった経験があります。この方法を通じて、話すことや朗読がいかに効果的かを実感しました。だからこそ、私は強くお勧めします。言語学習を始めるなら、まず「朗読」と「話すこと」を取り入れてください。これが最強の学習法です。
2. コミュニケーション優先の重要性
言葉はコミュニケーションを取るためのツールに過ぎません。英語が上手く話せる人たちは、発音や文法の間違いを気にせずに、自信を持って話します。試験のために英語を学ぶのではなく、意思疎通を図る手段として英語を使うという視点を持つことが重要です。特に、文法やTOEICの受験方法を解説する動画を見て勉強するよりも、自分で話してみることの方が、1000倍役に立ちます。これを保証します!
3. ヨーロッパでの経験から学んだこと
私は十年以上前にヨーロッパで生活した経験があり、その時に感じたのは、ヨーロッパ人の言語に対する積極性です。彼らは間違いを恐れず、発音や文法が完璧でなくても、意思疎通ができればそれで十分と考えています。ヨーロッパでは、まず話してみることで、自然に言語力が伸びる文化が根付いています。
4. 日本人が抱える英語学習の壁
一方で、日本にいると、みんなが発音や文法に過度にこだわり、「話す」という行動をためらってしまうことが多いです。これは特に学校教育で強調されすぎている試験重視の学習法が原因の一つです。「間違えることが恥ずかしい」と感じるため、実際の会話の場では萎縮してしまいます。
5. 文法と発音への過度なこだわりが招くもの
日本人は英語の試験で高得点を取ることができるものの、いざ実際に話すとなると、話せないという壁にぶつかることが少なくありません。文法や発音に対する過度なこだわりが原因です。言葉の目的は「正しく話す」ことではなく「意思疎通を図る」ことです。特に教授や教師の皆様には、学生が話す英語をすぐに直さないことをお願いしたいです。文法は文章を書くときに注意すればよく、会話の場では、多少のミスがあっても構いません。発音や文法の完璧さを求めるよりも、学生が英語を話す自信を育むことが大切です。今の時代では、文章はChatGptに任せて、人間の特権の言葉で勝負しましょうよ。
6. 多言語主義と異文化理解
「多言語主義」は、複数の言語が共存し、異なる言語を話す人々が共に意思疎通を図る社会を指します。この考え方は、異文化への尊重と理解を深めるための重要なステップです。言語の多様性を尊重することで、私たちは異なる背景を持つ人々とのつながりを強化することができます。英語も、その一環として使われる道具にすぎません。英語を特別視するのではなく、世界中のさまざまな言語と共存する「ツールの一つ」として捉えることが大切です。
7. 教授へのお願い: 発音や文法の指摘を控えて
教授や教師の方々へのお願いとして、学生が英語を話している際に、発音や文法の間違いをすぐに指摘することは控えていただきたいです。学生が自信を持って話せる環境を作ることが、長期的な言語習得には何よりも重要です。多少のミスは自然なことですし、話すことで言語は習得されます。発音や文法は、後から修正することができますので、会話の中では寛容に見守ってください。
8. まとめ: 英語は使ってこそ上達する
言葉はコミュニケーションのための道具です。完璧さを追求するよりも、まず自分の言いたいことを伝えることが重要です。文法や発音は後から修正できるので、まずは積極的に話してみましょう。これから日本にも多様な文化背景を持つ人々が増えていきます。英語を使って、共に異文化交流を楽しみましょう!
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