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個々のパーツが全体で合うとは限らない【ガンダム バルバトスルプスレクス ガンプラ制作#7 再調整編】
ご来訪ありがとうございます。
これまで色々なパーツをある程度改造してきましたが、それは個々の話に過ぎません。頭部や腕部といったバラバラのパーツをあらためて組んでみて、全身のバランスを見なければなりません。それがどうだったのかが今回の肝になります。
いつもながらこの記事は、ガンプラ作りに関して少々つっこんだ内容になっています。前回は頭部の改造についてご紹介しました。今回は全身の「再調整」についてお伝えしていきます。
今回はこのような内容になっています。
・再調整部分
・腕部再調整
・胴体フレーム再調整
最後までお付き合いの程、よろしくお願いします。
再調整部分
腕部
当初からずっと気になっていた部分です。長すぎる腕が、獣のような印象を与えます。この獣のような印象こそ「ガンダムバルバトスルプスレクス」の最大の特徴なのですが、今回の制作はあえてその「獣のような印象」を払拭したルプスレクスを作りたいと思っています。
そもそもガンダムバルバトスルプスレクス
をベースにする必要がないのでは。
と思う方もおられることでしょう。実際、私もそう思うときがあります。
なぜガンダムバルバトスルプスレクスにこだわるか?
個人的な思いですが、結局「バルバトス」シリーズが好きなのです。「バルバトス」シリーズの最終形「バルバトスルプスレクス」で、自分の望むモビルスーツを表現したいと思ってしまった。この理由に尽きると思います。不毛なチャレンジかもしれませんが、その不毛さこそ趣味の世界のような気がします。
胴体フレーム
腰部を延長したこともあり、腰回りがさみしいように思えました。ここをどうにか改善したいと思います。
腕部再調整
ビフォー・アフター
では、現状を見ていただきたいと思います。大きく2点、再調整しました。
1.前腕部の短縮
2.肩フレームの作り直し
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腕部の具体的な改造
1.前腕短縮
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画像のようにテープをはって、そのテープに沿って矢印の部分を切断しました。その後に接着し、ヤスリがけをします。
並べると下のような違いになります。上がビフォーで、下がアフターです。5mmくらい短縮しました。
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2.肩フレームの作り直し
次の画像の完成が右です。
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以前に作ったものを切り離して間に別のパーツを入れました。
間にいれた別パーツは、HGグレイズの大腿部フレームです。次の画像がそのグレイズのパーツです。
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いらない部分を切断します。
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0.3mmプラ板を接着します。
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その後、いらない部分をカットして完成です。このパーツを間に入れました。
胴体フレーム再調整
ビフォー・アフター
では全体を見ていただきたいと思います。
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画像の数字はこのようになっています。
1.シリンダー交換
2.新規動力パイプ増設
3.動力パイプ用基部(前)
4.動力パイプ用基部(後)
胴体フレームの具体的な改造
1.シリンダー交換
まず元々のシリンダーを切断します。
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シリンダーは別にパーツを作りました。基部にはガンプラ公式改造パーツシリーズの「1/144 MSパイプ01」を使っています。その基部に、3mmランナーと2mmプラ棒を接着しています。
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また、塗装するときのことを考え、取り外しが容易になるようにしました。
下の画像のように、シリンダー部分も、動力パイプも取り外すことができます。
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2.新規動力パイプ増設
画像は胴体フレームの支柱(脊髄部分に相当)のパーツです。
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ビーズを使って動力パイプを作りました。ビーズを通す糸の部分は、リード線を使っています。
3.動力パイプ用基部(前)
ジャンクパーツを使っています。延長した部分に接着しています。
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4.動力パイプ用基部(後)
胴体フレームの後ろ側に基部を接着しました。真ん中はリード線を通すために1mmで穴を開けています。
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シリンダー基部と同様にガンプラ公式改造パーツシリーズの「1/144 MSパイプ01」の基部を使いました。
今回は以上です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ご縁があったことに感謝です。
人とのつながりと大切にし、これからも「読んでよかった」と思える記事を皆さんに届けられるよう努力して参ります。今後もどうぞよろしくお願いします。