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309_なんだかんだ私が甘いのは、いつも私のせい

なんだかんだ私が甘いのは、いつも私のせい。

ダイエットするって言って、ラーメン週3で食べちゃう。勉強するって言って、すぐ寝ちゃう。
こう言う人が嫌いだった高校生の頃の話。

有言実行が出来なければ、宣言しなければいいのに。くだらない嘘しかつけない同級生の女子高生たちが胸糞悪くて仕方ない。そんなことを毎日見ていると本当に残念で悲しい。
当時から私は「嘘」が好きではなかった。嘘の扱いも得意じゃなかったし、発信もしなかった。その代わりに冗談は一丁前だった。
私は彼女たちにしっかり伝えていた。「やらないなら言うなって〜」別に当たり障りなく伝えていた。それが冗談っぽく聞こえていたに違いない。有言実行しない彼女たちを見て、どこか軽蔑し仲良くしていた。

有言実行しない彼女たちに対して、ここまでの嫌悪感を抱いてしまうとは。私自身も驚いたが、ここまで思われてしまうことが怖かった。私のように感じる人がいるのなら、同じように感じる人はたくさんいるだろう。

だから私は何も宣言しなかった。不言実行だった。高校生の当時で何か結果を出していたわけではないが、結果が出てから誰かに伝える。そうあるべきだと思っていた。その方がかっこいいし、言わないけどやっているってなんかいいじゃんって厨二病的な考えを持っていた。
言わないけどやる、不言実行をしてから、何だか他人からの評価が上がった気がした。これは気がしただけだけど。

しかし、言わないけどやるってことは、やっている最中は誰にも何も伝えないと言うことだ。だから、もし私が途中でやめてしまっても、誰にも何も責められないと言うことだ。

思うことは多くある、やりたいなと思うことも多くある、やったことも多くあるが、それら全て言わなければやっていないのと同じだし、誰からも責められない。

不言実行が「やらなくてもいい」というマインドを作り出してしまったのだ。
やってもやらくてもどっちでもいい、誰も見てないから。
不言実行。

なんだかんだ私が甘いのは、いつも私のせい。

いつしか私は、軽蔑していた彼女たちよりも軽蔑され得る対象になっていた。
そんな甘い世界の話。


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写真撮っているので見てください
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