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347_お客さんは自分が育てる

ふと、バイトしていた時のことを思い出した。

私のバイト先のピザ屋はとても忙しかった。そして、クレームが多かった。4年前なんて毎週末オペレーションはぶっ潰れていて、ピザを売っているというより売らされているという感覚。
そうなると、お客さんから見たピザ屋の印象はあまり良くない。ピザが冷めているや、遅いや、店員の態度が悪いや、運転が荒いなど、まあ色々とクレームがあった。そのクレームをもらったら、店員側はちょっと嫌な気持ちになる。若いバイトが多いため、単純に反発してしまう子もいれば、自分はしていないのになぜそんなことを言われないといけないのだと不貞腐れてしまう子、などもいたかな。

ピザ屋が混む→オペレーションが乱れて配達遅延が出る→クレームをもらう→従業員の気持ち低下

というサイクルが生まれていて、あまりいい環境ではなかったなと思う。この時従業員は、客の質が悪いと言っていた。
だけど、これってすごい不思議だなと思って、なんでこのサイクルが、ピザ屋が混むから始まるんだろうと。

従業員の気持ち低下→ピザ屋が混む→オペレーションが乱れて配達遅延が出る→クレームをもらう

このサイクルを作るんだったらこれのほうがしっくりくる。

そもそも、お客さんの質が悪いのは元を辿っていけば従業員の責任だと思う。そっけない態度とってきた店員にありがとうなんて言いたくないですよね。家庭でも友人関係でも、気持ちが伝わってこなければ、気持ちを伝えたいとは思えない。人間関係は写し鏡ですからね。
なので、簡単なことで、従業員の気持ち低下を、従業員が丁寧な接客とかにしたら後ろは全部変わってくると思うんだよね。まあ、どうにもならないところもあると思うけど。

従業員が丁寧な接客→円滑なオペレーション→お客さんからお褒めをいただく


私はお客さんを育てるのは従業員だと思っている。
これも、人間関係は写し鏡という言葉で説明できちゃうけど、やっぱり丁寧に接客していたらお客さんも丁寧に返してくれる。類は友を呼ぶから自分自身が優しくなれば周りも優しくなる。
いいお客さんを相手に商売をしたいなら、まずは自分がいい商売人にならないといけないってことですね。

お客さんを育てるのは私。ムッとくるお客さんが現れたらそれは私がムッとしていたからだ。


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写真撮っているので見てください
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