341_4泊5日の旅仕事1
8ヶ月ぶりのお酒
私は今日、福島県にいた。そして、栃木県の宿に泊まっている。
ただいま、仕事で福島、栃木、長野、名古屋、三重、静岡、山梨と、計7県を回るたびに出ている。今日はその一日目。
朝、始発で福島県に到着。そのままレンタカーを借りて、福島、郡山、会津若松、白河と撮影に回った。もう福島県を網羅した。途中、スピードオーバーで警察に捕まったのは、甘かったな。まさかの大出費で泣いている。別に、いいけど、自業自得だね。
今回の撮影は、建物の撮影。トラック倉庫を壮大に撮影するというなんともニッチな撮影だと思う。その隙間に見事入って勝ち取った仕事。抜かりなくやるべきでやらねばならん。と言うことで撮影は真剣に、他は気楽にやっていきます。
撮影終了後やっと宿を探し始めた私は、今いるところがとても田舎だと言うことに気付いた。全く泊まるところがない。山を登った先にコテージがあるくらいで何もないじゃないか。行き当たりばったりの撮影旅だった。最低限の荷物や準備以外しないでラフにラフを重ねた旅にしようと心がけた。最悪車中泊でもなんでもよかった。がしかし、こんな私でも拾ってくれる宿が見つかった。なんだかなんだろ、お洒落なシェアハウスみたいな宿だった。
私が泊まったこの地域は異様におしゃれな街になっていた。この地域だけ他の町とは違ってお洒落な雰囲気に包まれていた。そんな雰囲気に誘われていざ宿泊。
2人用の部屋鹿開いておらず、それを1人で使う贅沢さに感無量。ベッド二つあるし。お洒落な宿だなぁと思っていたら、店員さんがこれまたお洒落な居酒屋を教えてくれた。なんと、東京恵比寿で活躍していたシェフが日本酒の店を開いたと言うことらしい。お洒落な店構えからのお洒落な店内。刺青だらけの店主。最初は怯んでいたけど、とても丁寧な接客と親戚の様な常連さんのおかげで馴染むことができた。
美味しいお酒に自慢の料理に心が躍る。
そういえば、8ヶ月前から禁酒していたのだが、ついにここで解禁になった。それは3月になったからだ。まあ、明確な決まりを持っていたわけではないけど、3月くらいに禁酒やめようって思っていたからやめた。1杯目の生を飲んだ瞬間にガツンとビンタ、よりもグーで殴られたかの様な衝撃が走った。あーびっくりです。8ヶ月ぶりの酒っていうものはこんな感じなのかと。身体が勝手にビリビリと震え、ふわふわととても気持ちがいい。これだよな酒って、こうやって全身にめぐり渡っていく感じ、まさに酒のだいごみだよなって。あっという間に酔っ払った。カウンター席にいる方々とも仲良くなった。
地方都市、やはり素晴らしい。今回私が泊まったところが地方都市かどうかはわからんが、とにかく楽しい雰囲気を醸し出している。
ワイワイガヤガヤと、テラスハウスの様な感じ。この感じがたまらなくいい。
栃木に惚れました。
明日も9時から撮影。早く寝ないと。おやみす。
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