患者になったからいい看護師になれるのか
こんばんは!白血病闘病中のねこです🐱🍀
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今後共によろしくお願いします☺️
現在私は全治療終了し、通院しながら自宅療養を謳歌しています。
自宅で過ごしている間は主にゲームをしたり本を読んだり散歩に出かけたりして過ごしている毎日です☺️
自由に過ごしていると毎日の時間はあっという間で、退院してから1ヶ月目前に迫っています。
次の通院も何も無いといいなと思いながら過ごしています😁
今回は題名にあるとおとり「患者になったからいい看護師になれるのか」について私が考えたことを述べていこうと思います。
私は入院前、総合病院の救急科で働いていたのですが自分の病気が発覚してから友達、先輩、同期、そして入院先の看護師さんからよく「患者さんを体験したから気持ちのわかる良い看護師さんになれるよ」と声を掛けてもらっていました。
この励ましの意味のこもった言葉を聞いて私が正直どう思ったかと言うとあまり励まされませんでした😅
むしろ、窮屈に感じました😅
そう感じていたものの説明する能力と余裕がなくてずっと心の中でモゴモゴしていたのですがようやく説明できそうなので話していきたいと思います。
なぜそう思ったかと言うと、看護師の自分=自分では無いからです。
人というのは多面性の生き物かなと思っています。
喜怒哀楽面はもちろんのこと社会的役割を数多くこなしています。親である自分、子どもである自分、上司である自分、部下である自分、働いている自分、誰かの友達である自分…色んな自分がいて当たり前です。
ただその自分はお互いがお互い、干渉することなく存在しているだけだったんですよね。
そんな色んな自分がいる中で私の中では「病気になった自分」が新しく出てきたんですよね。病気と闘って行く中で周囲からの「患者さんの気持ちがわかる看護師に」という言葉はまるで「病気になった自分」と「看護師の自分」を紐付けさせる言葉のように聞こえて納得行かなかったんですよね笑笑
きっと周囲も期待をしてそう言っていたと思うんですけどその期待が私からしたら窮屈だったし嫌に思っていました。
正直なところ人の気持ちが分かるって言える人って凄いなって思います。
私は人の気持ち、一切分かりません。
分からないから言葉を使って丁寧に話していきます。分からないから何回も会話をしていくし、表情を見るし、そうしてようやく分かっていきます。
それは看護師じゃない人でもできることですよね。
私たちだけが特別じゃないんです。
人ってほんとに難しい生き物ですね。
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