病人初心者さんへ。高額医療費制度について知っておいた方が良いこと!

癌になるまでは高額医療費制度というものがあること自体は知っていたのですが、詳しくは知りませんでした。



高額医療費制度とは、超簡単に説明すると、

所得により、1ヶ月の医療費の限度額が決まります。
区分があって

例えば、
70歳未満
標準月額報酬26万円以下は
自己負担は  57,600円
4ヶ月目から  44,000円

となります。
抗がん剤とか、全額負担だったら何十万、何百万とする時があるので、日本の医療制度は素晴らしいなぁと思います。
そして私の医療費を負担してくれている、たくさん税金納めてくれている方々に感謝しかない、、、、そしせて何か社会に、世の中に、誰かに、恩返ししないといけない。

なのですが、
この制度、落とし穴がたくさんなんです!!
この自己負担金57,600円に収まらないことが多々あります。

・月をまたぐ
高額医療費制度の1ヶ月って1日〜末日なんですよね。
例えば、
3月27日入院〜3月31日退院。
3月30日入院〜4月3日退院。
治療費によりますが、額変わってきます。
必ず病院に交渉してください!
私は初めの入院〜転院でやってしまい、1ヶ月で10万以上かかりました、、、、泣


・複数の医療機関に通う
要注意です!
1ヶ所の医療機関で1ヶ月21,000円以上じゃないと、合算されません!

1ヶ月 57,600円の場合
A病院 5万
B病院 6万
C病院 2万 (限度額に認定されない)
だと、
77,600円の支払いです。


だけど、
A病院 5万
B病院 6万
C病院 2万1000円
だったら、
57,600円の支払いなんです、、 、

私は数ヶ月これを知らずに、、、やってしまいました、、
医療費って病人が決められませんが、、

通院する日とか、訪問看護の日とか調整してもらうことで、だいぶ違ったなと思います。
数万あったら、旅行いけますし、美味しいごはんも食べれますよね、、


・複数の医療機関に通っている場合、区役所等に申請しないと、お金が戻ってこない!

ひとつの病院で、限度額認定証を掲示すれば、
お会計のときに、限度額以上支払うということありません。
(限度額認定証は区役所などでもらえます!お会計の際に、限度額以上支払わなくてよいので、必ずもらっておいたほうがよいです!)

複数の医療機関に通っている場合は、治療費により
A病院で57,600円限度額支払い、、
B病院で57,600円限度額支払い、、
あれ、月115,200円も払ってる、、、
今月大丈夫かな、、、おさいふさん、、、
という場合もあります。


その場合は、後日区役所から申請書が送られる(はず)なので、領収書を持って区役所に申請に行くか、
領収書をコピーして、郵送しないと、お金が戻ってきません!!
めんどくさいです。


そしてこの申請書届くのがとても遅いです、、、
2019年10月の申請書が2020年1月末頃届きました。
振込は2月末頃。
ふうぁーーー!!
 

区役所に申請に行き、21000円以上じゃないと合算されないことや、月またぎのことも知り、とてもショックでした、、
自分でちゃんと調べたり、情報ってとても大切ですね。
反省です、、、


追記

2020年1月分の高額療養費申請書が届きました。申請書と手元の領収書を確認したところ、大学病院で支払った44000円が申請書に記載されてなーい!早速、区役所に電話したところ、病院のレセプト、もしくは審査で遅れてるらしいです。

この場合は、ひとまず提出して、後で遅れている分を再提出。もしくは後日、また申請書が届くらしいので、そこでまとめて提出する。めんど!このご時世に、領収書コピーして郵送して、、、早くオンライン化されてほしい!!まだ今は元気だから良いけど、こんなに手間なの体調悪くなってきたら手続きできる自信がないよ。2020/04/14


もしこれは!という情報があったら追記します!

ひとまず!


残り少ない時間を、楽しく幸せに。少しでも誰かのお役に立てたらよいなぁと思っています。サポートが励みになり、さらにがんばれます!