
うつ病は「心の風邪」「甘え」じゃない
うつ病はセロトニンが
分泌されなくなる病気です。
うつ病は慢性的なストレスにより
脳からセロトニンが分泌されなくなり
常に焦りや不安、恐怖に襲われます。
そのため、抗うつ薬などを服用し
安定させ必要最低限の生活を送れるようにします。
また、主治医がうつ病を疑った際は
心理士により検査をし
診断後、入院などの選択して物事を進めていきます。
うつ病の症状は「気分の落ち込み」「自殺願望」
だけではありません。
うつ病になるとセロトニンが分泌されないことにより
「三大妄想」「決められない」「矛盾する」
「朝起きれない」「死を意識する」という症状が目立ちます。
①三大妄想:心気妄想・罪業妄想・貧困妄想
重度のうつになると出てくる症状です。
・心気妄想
「自分は末期のがんではないか」と
大変な病気にかかっていると思ってしまう
・罪業妄想
過去の些細な言動が大きな罪だったのではないか
と自分を責めてしまう
・貧困妄想
お金はあるのに「暮らしていけない」と
思ってしまう。
②決められない、矛盾する
どうしたらいいか分からず考え込んでしまいます。
※ うつ状態にある時、主治医から
「決め事はしてはいけない」と言われます。
③朝起きれない
うつ病になると、朝〜午前中が特に辛くなります。
朝の目覚めが悪い、布団から出られない、
起きれない、動けないという様子が見られます
※ うつ状態にある時、主治医から
「無理に起きようとしなくていい」と言われます。
④死を意識する
貧困妄想、罪業妄想の延長線上で
死を意識してしまいます。
(例:生きてても死んでもお金がかかるなら
死んだ方がいいに決まってる、そうしなければならない)
みなさんの想像と違いましたか?
どうでしょうか?
みなさんの思っている「うつ病」と
少し違ったかもしれませんね。
実際にこういった症状で
苦しんでいる方が多いようです。
もしご家族やパートナーに
うつ病の方がいらっしゃるなら
ぜひ理解を深めていただける機会に
なれば嬉しいです。
他にも発達障害や適応障害などの
理解を深めたり当事者さんを支える記事を
書いていきますので
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