心の中の男子高生
「私、中身おっさんだから」
もう味しなくない?ってくらい使い古されたセリフ。今となっては自称サバサバ系女子の常套句として薄ぼんやりと馬鹿にされるフェーズに移行している。
この言葉を使うのはこじれたメタ認知のせいで絶対出来ないけれど、自分もその節はあるかも?と思うことも無くはない。
今回の記事は、
日々アプデしている自分の社会通念とは別で、私が本音の部分で思ってるステレオタイプな女性像、男性像みたいなのがよく出てきます。嫌な気分になったらすみません。
まず、"中身がおっさん"だと私の外見という皮をめくると中身が100%中年男性というリラックマと同じ構造になるし、これは違う。
恋愛対象は同じくらいの年代の男の人だし、その人の前では女性らしくありたい、可愛いと思われたいという意識がしっかりある。
でも部分的に、ここは女性らしくないというか男子高生っぽいなと思う所があって、そんなOLの心に内在している男子高生について書いてみたいと思った。
なぜ男子高生なのかはぼちぼち説明していく。
①趣味が男性寄り
音楽、バンド、野球観戦、旅行、読書、散歩。
今皆さんが思った通り、特に男性っぽい趣味ではない。ただ、女性が好きそうな趣味がことごとく好きじゃない、という意味で男性寄りだと思っている。
例えばディズニーみたいなテーマパークやカフェ巡り。喫茶店はよく行くけど、美味しいコーヒーを飲んで喋ったり本を読むのが好きなのであって、パンケーキやお洒落な空間のために並んでまで滞在する、というのは嫌いだ。
そもそも並ぶのが嫌いすぎる。"並ぶ=無の時間を過ごす"ことになるし、その間に他の所に行ったり遊んだり出来るのに時間がもったいない。あとシンプルに待てない。
少女漫画とかドラマも興味が無いまま大人になったから、学校で話題についていけないことがしばしばあった。(中高女子高育ち)
完全に偏見だけど、テーマパーク、カフェ巡り、少女漫画、ドラマは女の趣味だと思ってる。
②女性同士のいざこざが苦手
女性同士のいがみ合いとか嫉妬してるところを見るのが本当に苦手。テラスハウスみたいな恋愛リアリティショーとか意味が分からない。そんな怖い事象をなぜエンタメとして昇華させてるのか。それならホラー見るわ。
これも完全に偏見だけど、女の人の方がそういうドロドロを見て楽しむ傾向にある気がする。(見たことないから、そんなにドロドロしてなかったらすみません)
ちなむと、普通にリアルで女子同士で喋ってるときに別の女の子の悪口を言っているのもめちゃくちゃ苦手。その子が悪く言われるのが可哀想というよりかは、同年代の同性の悪口を言っている女子を見たくない気持ちが強い。もちろん世の中の気に食わないこととかおっさんに対しての悪口は迎合するし私もノリノリで喋る。
③好きな女優のタイプが男子高生と似てそう
長澤まさみ、有村架純、吉岡里帆、唐田えりかが好き。
ほんとに好きかはさておき、私の想像する夢見る童貞男子はこういうスタイルが良くてちょっと丸顔の優しくて格好いい女の人が好きで、リードされたいと思ってるんじゃないかと踏んでる。そして私もそんな気持ちが無くもない。
もちろん私がこの人たち(女優)とどうにかなりたいわけじゃないけど、心の中の男子高生が彼女たちの色気に憧れてやまない。
少なからずみんな女性的な部分と男性的な部分を持ち合わせてるだろう。私の場合、そのサブの男性的な部分が男子高生なんじゃないかと思っている。
①については特に年齢的なことはないけど、
②は、なんとなく女の人に対して"優しくて清楚"であって欲しいという思いがあって、その理想を壊したくない、という気持ちが働いてそう。青いなあ。
そして③の色っぽくて優しいお姉さんへの憧れも、経験の少ない若い男子ならでは、な気がする。
ということで、私の心の中には自分とは別に男子高生も同居してるんじゃないかと思った次第です。
別に居ても居なくてもいいけど、なんで恋愛下手そうな高校生なんだろう、とは思う。
私は着実に年を重ねて考えや好みも変わっていくだろうけど、この男子高生はいつまで学生なんだろうか。
この子が成長したら、また記事を書こうかな。
おわり!