#誰かの写真を現像して恥ずかしいコメント一緒に返送した その2
フォトグラファーの幡野広志さんの写真と文章が好きです。
なんだかいきなり告白から入ってますが、幡野さんにRAW現像したJPEGとRAWデータをDMで送ると、それを幡野さんが現像してコメントをしてくださる、って企画をTwitterでされています。
#誰かの写真を現像して恥ずかしいコメント一緒に返送した
依頼者に返したコメントのみをツイートされてて、ツイートに写真は付いてないのでコメントからどのような写真なのかを想像するのが楽しく為になります。
写真を趣味にしている方には必見のハッシュタグなのです。
写真は他の趣味と並行して細々と長く続けているけどRAWで撮ったことは今までになかった私。この企画でRAW現像に興味が出て今年の初め頃からRAWで撮り始めました。
見せれるぐらいの写真が溜まったら幡野さんにDMしてみようかな、と思いつつ。
春頃、20枚ほどを勇気を出して幡野さんにDMし、追加で撮ってセレクトしたものを先月再度DMさせてもらいました。
沢山の方が送られてるようなので、運が良ければもしかしたら……。
送ってしばらくはTwitterの通知が気になってしかたありません。
DMが来ると「!!!」とドキドキしながらTwitterを開き、エロサイトのスパムメールでガッカリ・・・。なんてことを繰り返すこと数回。
そして先日、なんと幡野さんからDMを頂きました!!!
そのコメントがこちら。
なんだか……なんだか褒めていただいているようです……。
プロに対しての厳しいコメントでは無く、ただのアマチュア写真好きへのコメントってのは分かってます。分かってますが、予想外の驚きに嬉しさが二人羽織しちゃったり小踊りしちゃったり……。
そして幡野さんに現像して頂いた写真。
見事に幡野調な雰囲気になってます。現像によって写真は大きく変わりますね。
自分が撮った写真を他の方に現像してもらうなんてことは今まで無かったので、すごく面白くて楽しい体験でした。
さて、せっかく現像して頂いたんですもん、これで終わってはもったいないです。
ほわほわと床に着いてなかった足がようやく着地した昨晩、iPadをふたつ並べて、ひとつは幡野さんが現像されたJPEG、ひとつはLightroomでRAWを開き現像開始です。
普段においては、幡野さんのに合わせるのが正解という訳では無いけれど、今回の目標は『幡野さんの現像に近づけること』としました。
半年ほど前からRAW現像を始め、どのパラメータをいじればどのようになるかを分かってない私。いつも現像迷子になり「ま、こんなもんか……なぁ?」で終わってました。
『この写真に近づけるためにはどのようなことをしたらいいか』を色々試してみるにあたり目標となるものがある、というのは初心者にとって分かりやすい学び方かもしれないと思って。
数枚のRAWを選び、コレでもないアレでもないとこねくりまわし……、(むかーしDPE店でバイトをしていた)カミさんの言葉にヒントを見つけまたこねくりまわし……、すること数時間。
今の私にはこれ以上む~り~、ってところまで近づけたのがこれらの写真たち。
幡野さんのと比べるとまだまだ違うところがあります。
大きなサイズのモニターで見ればまだ更に気付くところも沢山出てきそうです。
慣れれば最短距離を行ける道を、迂回して戻ってまた出発点からやり直して、と歩いたのでちょいとつかれました。でも色んな景色が見れて楽しかったです。
最後にコメント頂いたキリンの写真。
2枚とも私の現像だけど、ひとつ目は幡野さんに送ったもの。二つ目は幡野さんの現像を見てなるべく近づけたものです。
もう少し明るく撮っていれば良かったけど、かなり暗めに撮ってました。現像で露出を上げたつもりだけど、空を青く残すのが当たり前だと思ってて思い切りが足りなかったようです。
今回の中には何枚か室内の写真もあって、こちらも幡野さんの現像では明るくされてました。
記憶通りの室内の明るさにしたので自分では思わなかったけど、青をのせてるので顔色が悪くなっちゃってるし暗いしで、被写体の方や第三者が見た時にどう感じるかの意識が少し低かったような気がするなぁ。
幡野さん、時間を割いて現像とコメントをしていただき、本当にありがとうございました。
この企画をキッカケに現像を始めて良かったです。写真の楽しさがまたひとつ広がりました。
じゃあ、たくさん写真を撮りますね!
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