見出し画像

R7.2/2きょうのことば

ひさしぶりに田んぼでの作業をさきちゃんと2人でやった。それがとても心地よかった。

田んぼでやる作業を始めるには、まだ少し早い。例年だと土がコチコチに凍っていて、作業をしようにもスコップが土に入っていかない。ところが今年は暖冬の傾向にあるのか、土は緩んでいてスコップで土を掘り出すのもなんとかできる。シャーベットのような感じ。

苗間と言って苗を育てるための田んぼを、平らにする必要がある。平らにすることにこだわって整地をしておかないと、水のかかり具合が苗箱それぞれで変わってしまうので成長に差が出たり、霜が降りるほど寒い朝になるときっちり水がかかっている苗だけは霜にやられずに生き延びることができる。苗は弱いし、苗がなければ田植えができなくなってしまうので、育苗はとても慎重。

苗間を平らにするのに例年は水を入れて代かきをするのだけど、今年は工事のために用水の水を用水の管理組合でいったん止めているらしくて、水を入れられない。そこでどうしたもんかと悩んでいたところ、近所の農業法人さんに田んぼを均平にする機械を入れてもらう作業をお願いできるということになった。ただし、均平にする機械を入れるには、田んぼを完全に乾かさないとうまく均平にならないとのこと。田んぼの端っこなどが湿気っているとうまくいかない。それに、部分的に機械を入れてしまうと、いざ機械をかけた場所とかけていない場所に差ができて、水平にならなくなってしまう。なんとしても2月中にはきっちり田んぼを乾かして、機械に入ってもらえるよう準備をしておこうということに。

そこで、季節外れの溝掘作業を田んぼで決行することになった。水が溜まりがちな箇所に溝を掘って、それ以上は中の田んぼに水が侵入しないようにするのだ。2人で土を掘ること3日。とは言ってもずーっと作業をしているわけではなく、寒いので日中の暖かい時間2時間ずつ。一部、水が入っている場所はコチコチに凍ってしまっていて、バールで叩き割るなどしてなんとか開通。これで田んぼが乾いてくれることを祈る。

いい汗かいたね!

いいなと思ったら応援しよう!