がんも農場のローン返済事情
昨年末にローンの返済が一部完了した。
この記念すべきタイミングに一度我が家のローン事情を振り返ってみようと思う。
返済7年で350万のローンするの巻
最初に僕がローンを組んだのは7年前のこと。
新品田植え機(約130万)、中古コンバイン(約200万)、中古ドライブハロー(約20万)の3つの機械を同時に購入した。
7年間での返済計画を組んで、毎年50万円ずつの返済となった。
7年前というと、結婚をした年で2015年のこと。
耕作面積もまだ270aで、28枚だった。
生活自体も農業だけでは成立していない時期で、バイトをしたり補助金をいただいたりしている状態。これまでは研修先の農家さんの機械をお借りして作業をしてきたが、だんだんと耕作面積も増え、これからも増えていく予定でもあった。
そして極め付けは、結婚することも決まってこれから気合い入れてやんなくちゃなー!という気分でいよいよ機械投資をしたという感じ。
返済3年で70万のローンするの巻
それから4年経ち、規模も拡大してきた中で、妻のさきちゃんにも作業用の車が必要になってきた。それまでは軽トラと乗用車の2台体制だったんだけど、精米したお米を運んだり、時には田んぼの作業を手伝ってもらったりする中で、乗用車だと使い勝手が悪い。何しろ乗用車が泥で汚れたり、荷物の積み込みで荒れるので、、、
そこで、さらにローンを組んで、中古の軽バン(約70万)を購入した。
こちらは3年の返済計画で毎年25万円くらいの返済。
返済7年で450万円のローンするの巻
さらにさらに、2年前に大きな決断をした。トラクタを大型のものにした。
2020年の時点では耕作面積は685a、53枚までに増えていた。
当時のトラクタでは小さくで作業時間もかかるし、キャビンもない(運転席が屋根だけで、寒いし雨にも濡れる)ので、冬場の田おこしなどは過酷だった。
小さなトラクタもまだ使用できる状態ではあったのだけど、先行投資ということで大きなトラクタを購入することにした。
新品のトラクタで、作業機のロータリもつけて約450万円。これで当面の目標である10ha弱くらいまでは対応できる。
7年の返済で毎年約60万。
ここまでの3つのローンで、ここ2年は毎年約130万の返済。
この2年が結構きつかったんだけど、ついに!
昨年末で最初の2つのローンが完済できた。
1/1の元旦に返済完了の証書が年賀状とともに投函されていた。
封書を開けて、内容を確認したときは、年賀状よりも喜んだ。
2023年は775a、57枚の田んぼを耕作する予定。
7年前とは自分の状況も周囲の環境もでかく変わっているけども、
次にどうお金を使っていくのか、よく考えながら舵取りしていこう。